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珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

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ダイヤモンドマウンテン~生かし、生かされるのだ
2014年にスターバックスが1杯2000円で販売して一躍有名になった”ゲイシャ”。
あのコーヒーを生み出したパナマ エスメラルダ農園の一画より、
これまた良い豆が届きました。

”ダイヤモンドマウンテン”。

大きなコーヒー農園は、いくつかの農場で構成されています。
このダイヤモンドマウンテンはその中の1農場で栽培されました。
”ゲイシャ”種ではなく、”カトゥアイ”種です。
いえいえ しかし、ゲイシャに負けない輝きの味です!

酸味が特に素晴らしい豆。
透明ですーっとしていて、口中の香りは甘く甘く甘く…。
口当たりも滑らかで、
・・・ひと仕事終わった時のような気分。
  水彩絵の具でのびのびと背景を塗るような、
きれいなきれいな すわーっとした味です。


                  



このダイヤモンドマウンテンといい、ゲイシャといい、
この農園では なぜこんなに美しい澄んだ味の豆が栽培されるのでしょう?
エスメラルダ農園は、こんな感じです。↓

       エスメラルダ農園のようす

 農園というより、ジャングルみたいですね。
 それもそのはず。
 この農園は、”レインフォレストアライアンス”認証を受けているのです。
 自然環境が豊かなのもわかりますね。


   ・・・え?



 レインフォレストアライアンスって、なんでしょう?
      レインフォレスト認証マーク
   これがレインフォレスト認証マークです。
  どこかで見かけたことがあるかもしれませんね。
  コーヒーをはじめ、紅茶・チョコレート・バナナ・鉛筆などのパッケージに
  このマークがついていたりします。


  

  で、レインフォレストアライアンスとは?




ひと言で言うと、
生物の多様性を維持し、人々の持続可能な生活を確保する』ことを目指す活動 
です。
これの認証を受けるためには、いくつかの条件があります。
それを挙げてもあまり伝わらないので、まとめた この”ひと言”を、考えてみましょう。



  『生物の多様性』というのは、


  生き物たちの豊かな個性とつながり のことです。

  地球上の生命というのは、人も含まれるし、トラもパンダも、
  イネも、ムギも、
  大腸菌まで含まれます。
  どの生命も、ただ一種だけでは生きていけません。
  多くの生命は、他の生き物と関わりながらやっと生きているのです。
  しかも、その地球上のあらゆる生物は、人間のためだけに存在しているわけではありません。



     コーヒーを栽培するって、コーヒーを栽培すればいいわけではないのです。
     コーヒーを栽培するって、コーヒーだけで勝手に育ち できあがるわけではないのです。
  

  

   『持続可能な生活』というのは?


   最近、”サスティナブル”という言葉をよく耳にします。
   サスティナブルsustinableとは、
   特に環境破壊をせずに維持・生活できる生活 のことです。
   上記の”生物多様性の維持”と繋がっていますね。
  
   そう言えば、日本でも『ロハス』という言葉が広まってきています。
   ロハス(Lifestyle of Health and Sustinability)。
   ”健康的で環境にいい、持続可能なライフスタイル”。
   ・・・無理をせず続けていけることが大切です。


  地球温暖化が関心を呼び、世界中で取り組みが始まっています。
  2050年には、世界の人口が90億人になると言われていますが、その世界中の人々が
  地球の限りある資源を上手く循環させながら 生活の質を維持・向上させる社会を、実現しなければなりません。
  そのために今できることは何か。
  交通、建築材料、水、ゴミ、土地利用、エネルギー・・・
  様々な環境負荷を減らしていかなければいけないのです。


  貧困問題をなくす など、人権の保障ももちろん課題です。
  格差・貧困問題があると、生活の質は向上どころか維持もできません。
  だから、すべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する必要もあるのです。
 

    今だけ自分だけ充たされて わーい、なんてこと、ダメです。ダメ。
    この先もずっとずっと、生き物みんなが平等に快適に生きられるように、
    循環させなければいけません。
 

 
        コーヒーを栽培するって、コーヒーを栽培すればいいわけではないのです。
       コーヒーを栽培するって、コーヒーだけで勝手に育ち できあがるわけではないのです。

       自然環境の中で微生物等の力を借り、人の手を借り、できあがっているのです。
       これを絶やさせてはいけないのです。ずっとずっとこの先も、珈琲は世の人々のところに・・・。



                          



レインフォレストアライアンス認証を受けているということは、
これらの大きな視点でコーヒー栽培をしていることを証明するものです。

素晴らしい素晴らしいこと!の実践です。
素晴らしい素晴らしい認証です!


 

前述した”パナマゲイシャ”もそうですが、
”ダイヤモンドマウンテン”も、そんな農園の一画で栽培されました。
名前の輝かしさや知名度への興味からでも構いません、味わってみて下さい。



よかったら、『レインフォレストアライアンス認証』ということを、
心のどこかにポッとちらつかせてね





                                  









テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

この珈琲、どんなコーヒー? | 00:00:00 | トラックバック(0) | コメント(7)
あまりに愛くるしいものだから・・・
       

         コーヒーの実
               コーヒーの実の部分をはがしたら
                   
                   
                   

            かわいい・・・
            コーヒーの生豆って、こんなになってるの




        

テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

りんのひとりごと | 20:05:07 | トラックバック(0) | コメント(6)
珈琲、お米、ほっこり温泉~エルサルバドル(温泉珈琲)
エルサルバドルという国には、20以上の火山があるそうです。
火山大国なのですね。
(ちなみに日本には世界の活火山の7%、108もあるそうなのですが。)
北部の方にある ”サンタ・アナ火山” や ”イサルコ火山” が有名です。

サンタ・アナ火山
       サンタ・アナ火山



イサルコ火山
      イサルコ火山


コーヒーはほぼ、火山の山腹で栽培されています。



                 



2月の月替りコーヒーは、そのエルサルバドルの・・・
面白いコーヒーです。
コーヒーの実からコーヒー生豆をとり出す『精製処理』の過程で、温泉水を使用しているのです!

火山の山腹、肥沃な土地で育ち、収穫されたコーヒー。
コーヒーの精製方法のひとつ・・・コーヒーの実を、水に浸けてやわらかくし 取り除く のが”水洗式処理”ですが、

このコーヒーは ”温泉水を冷ましたもの” に浸けて洗って、処理しているのだとか。

火山が多いため、天然温泉や間欠泉がたくさんあり、
その水を利用するのですね。
環境に優しい方法です




   温泉水はミネラルが豊富。
   そのミネラル成分が、コーヒー生豆の成分に働きかけて、
   苦味や酸味をまろやかにしてくれるのだそうです。
   確かにこの”温泉珈琲”、
   当店に常時置いてある サワっとしたエルサルバドルと違って、
   まるっと トロッと している感じがします。


                 



コーヒー豆の精製に温泉水使うなんて、へぇぇ…と思っていたら、
同じ日本の中で似たようなこと(意味は全然違うけど)が行われているのを知りました!


      湯田川温泉、種籾の芽出し


    お米づくり!
    種籾を、温泉水に浸けているのです。
    これは 山形鶴岡 の 湯田川温泉。
    種籾を温泉水に浸けることで、バラツキのない芽出しができるのだとか?!
         ➟庄内日報より





            





・・・。ところで、温泉珈琲。
温泉成分の何がどう作用してこうなるのだろう、と気になります。
一説には、ミネラル成分のうち”臭化カリウム”が
コーヒーに甘味を加える
のだとか。


  でも、・・・もともと臭化カリウム自体は 苦味のもとなのです。
  薬などに使用される成分らしいのです。
  水に溶かすと、濃ければ苦味、薄ければ甘味を感じるものらしい。
  ・・・ミネラル中の臭化カリウムは微量のものだから、甘く感じるのかな。


  それとも、種籾を温泉水に浸けて発芽させるように、
  コーヒー生豆も温泉水に浸けることで目が覚め、
  発芽しよう!と栄養分が濃くなったり、
  酵素が活性化して糖類を分解したりして、
  ・・・それが甘く感じるのかな。


理屈が分からないので、『臭化カリウム説』の真偽は私には分かりません。
でも、日本でも似たような作業が行われていることが嬉しい。
お米とコーヒー生豆の、ほっこり温泉。


とろん、と まろやかです。
温泉でほわんとなった エルサルバドル、

心からあたためてくれると思いますよ。



                 焙煎珈房NONAKA



                                  



テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

この珈琲、どんなコーヒー? | 19:30:00 | トラックバック(0) | コメント(4)
幸せを呼ぶ、
     かわいいお菓子。

こんなお菓子をいただきました。
こんぺいとう、プチクッキー、らくがん、ナッツ菓子…
フクロウの最中の中にも、小さな金平糖が入っています。

入れ物もすてき。

どうしよう。
珈琲でいただこうかな、お茶でいただこうかな。
意外に珈琲も、和風のお菓子に合うのです。

どうしようかな、と思いながら、かわいくて食べられずにいます。

見ているだけで、幸せが来そうな予感を味わえるお菓子です。


煌びやかではないのに、楚々と華やかなもの。
心がほっこりとあたたまります。






テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

りんのひとりごと | 19:30:15 | トラックバック(0) | コメント(2)
ありがとう!おめでとう!
           スパイスフルーツケーキ
        
          新年あけましておめでとうございます。

おせちも食べました。
お屠蘇もいただきました。
でも、ケーキも食べなきゃいけません。
・・・1月1日は、母の誕生日なのです。

「いちごの、シンプルなケーキがいい」と母が言うので、いつもはショートケーキを焼くのですが、
今年は年末ぎりぎりまで仕事をしていたため準備ができず、
日持ちのする”スパイスフルーツケーキ”を12月中に作って、じっくりねかせました。
ちょっと、焼き過ぎた。
地味なバースディケーキになっちゃった。


 元旦のお昼は、いつもケーキ。
 両親と私の3人で、ろうそく立てて、拍手



            



1月1日になってしまえば落ち着くのだけれど、
12月31日が怖くて怖くてたまりません。
どうしても1年を振り返ってしまう。
そしていつも、…緊張するのです、泣きたくなるのです。


  珈琲を、心を込めて淹れる。
  お客様との距離を探りながら、コミュニケーションをとる。
  その合間合間に、日々の雑事をこなします。
  人に言わせれば 「それだけじゃん」 ということなのに、
  不器用な私がこれだけのことをするのには、ものすごくエネルギーが必要で、
  1年が終わると、もう、もう、…ボロボロで、…



でも、毎年、思うのです。
1年の最後には、この店に通って下さるお客様すべての人にお会いしたい、と。
1年間ありがとう、本当にありがとう、
皆さんのおかげ様で今年も続けることができました、と
心でお伝えしたいのです。
だから、12月という月は、私にとってとても深い月なのです。



            


1月、新しい月。
そんなわけで、私の12月は重い仕事で終わり、1月は大事な家族で始まります。




珈琲を淹れて、3人でケーキを食べました。
一家大好きな”コスタリカ”。
今年初めての珈琲は、すごく、すごく美味しく淹れられました。
すごく、すごく。香りも温度も、あとくちも。やった!


素敵な1年でありますように。
世界の人々にとって、素敵な1年でありますように。
何かつまづいたら、一呼吸おいて、丁寧に珈琲を一杯、淹れてみてほしい。
一杯の珈琲で、世界が平和になれるんじゃないか、
…珈琲って、そんな気がする飲みものです。


明けまして、おめでとうございます。
みなさんにとって、素晴らしい1年でありますように






テーマ:つぶやき - ジャンル:ブログ

りんのひとりごと | 20:10:00 | トラックバック(0) | コメント(9)
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