2013-10-06 Sun
この子は、有機栽培で育ちました。人間でも、何を食べて生きてきたか、その人の空気感に現れるでしょ。
「インスタント食品って、食べたことないんです。
・・・ていうか、食べたいと思わないし・・・」
生豆が、そういう姿かたちをしています。
自分の人生(豆生?)、自分で責任持ちます。
「必要ないものは、タダでも要りません。
要るものは、自分で決めます。」
…そんな子です。

エル・サルバドル
もともと、おだやかで爽やかな酸味を持っているので、
少し深く焙煎しても、味にコク・広がりがあるのです。
酸味って、よく嫌われるけど、
苦味だけで 酸味の要素がないと、味気ないものなんですね!
りん も、もともと酸味があまり得意ではなかったのですが、
このサルバドルという豆に出逢って初めて、酸味の良さに目覚めました

それは、酸味酸味した酸味ではなくて・・・・・・・
苦味の後に…ほのかな余韻の部分で、ふっと、すーっと、気持ちよく現れてきました

何ていうのかな…
ピアノ曲

の静けさに感じる、あの感じ。
だから、ちょっと冷めた時 の方がその酸味を楽しめるので、
りんは このサルバドルという珈琲を一気に飲みません。
熱いうちに一口二口飲んだら、
少しそのまま置いておいて、
ちょっと冷めた頃に、また飲むんです。
そしたら、「ピアノ演奏の終わりの時」を、楽しめるから

つづく。
他の珈琲との比較は焙煎珈房NONAKAのHPへ。