2013-10-19 Sat
毎日珈琲と接していると、それぞれの顔が見えてきます。こってリソース顔。
やんわりの丸顔。
上品なオホホ顔。
キュートな小顔。
このキューバ・クリスタルマウンテンは、
すっきりしょうゆ顔 です。
ブルーマウンテンと似ているんですけどね。
言われなければ、あまり違いは分からないかも

兄弟(姉妹)

兄弟(姉妹)って、顔のつくりは似てるんだけど、
性格の違いが出ている、というか、
…あるでしょ、
お兄ちゃんの方がおとなしそうで、弟の方がやんちゃな顔してる、
とか。
そんな感じの違いがあります。
シャープできれいですよ。
無駄のない肉付き。
見て見て


キューバ・クリスタルマウンテン
カッコいいでしょ

でも、グァテマラのようなシブいカッコよさではないと思うんです。
あんまり情がない、割り切るタイプのカッコ良さ、かな。
なんて言ったらいいんだろう・・・
“涼しい爽やかな風”。 か。
この「シャープな上品さ」は、他のコーヒーにはない「いい感じの中途半端」。
燃えすぎてる熱いヤツ

かといって、だらだらやる気がないヤツ

キューバはそのへんが上手かも。
・・・でも、
これを求める人ってどんなタイプなんだろう?って言われると、
・・・どういう人にお勧めしていいものか、困ってしまいます

イイ感じの中途半端なのに、嗜好品としての存在感は、ちょっとかわいそう

わざわざ「これがいい


高貴な上品さが欲しいなら、ブルーマウンテン を求めるだろうし、
そこまで上品でなくても、カリブ海ブルマン系の柔らかい酸味が欲しいなら、
ドミニカ を選んでしまうだろう。
でもきっとキューバ君は、
「別に選ばれなくていいし。
なんかあんまり個性!みたいなのを出すの、ヤなんだよね」

・・・なんつって、涼しい顔をしているのでしょう。
というわけで、この豆はあまり宣伝活動が好きじゃないようなので(笑)
このへんで。
クールな感じが好きな人、試してみてください。
つづく。
他の珈琲との比較は焙煎珈房nonakaのHPへ。