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珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

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ブルーマウンテン~自分の味覚を冷静に試すコーヒー。
「ブルーマウンテン」という 音の響き は、
もうほとんどブランド名みたいなものになって、
名前が独り歩き。

コーヒーはよくわからない、という人も、この名前は知っているでしょう。
でも、それって、豆はフクザツだろうな。
名前だけで評価されても、嬉しくないよね・・・。



では、顔を見ていただきましょう

No1.jpg
             ブルーマウンテンNo.1

きれいな肌でしょ?!
きめ細かな肌、上品なふくらみ。
美しいでしょ。
これが、ブルーマウンテンです。


ただし、「値段が高いこと」と、
「美味しいと感じること」とは、別なんだ。


あまりにも上品で高貴な香り。

これは一般に知られる”珈琲の香ばしい香り”ではなく

まぎれもなく「ブルマン」の香りです

シャッ!と刺してこない、柔らかくおだやかな、青ーい香り。


この価値は非常に高い。
他の豆にはないレベルです。

だから、絶対に、新鮮なうちに楽しむこと!
時間が経つにつれ、素晴らしい香りは消えていきます!



で、飲んでみて。

 
      うーん。



ここが美味しい、というポイントを説明するのは難しい

苦味が少なく、穏やかで繊細なので、

上品なご年配の方など、これしか飲まない、という方もいらっしゃいます。

”ほのか”なものに敏感な人。
冒険しないタイプの人。
そういう人には喜ばれますね。

しかし、一般には、
これを美味しいというのは、難しいことと思います。



上品すぎると、もの足らないのね、なんでも。

ちょっと欠点がある方が、味があるでしょう?なんでも。

・・・そんなふうに思うかもしれません。


しかも、名前が有名で、みんなものすごく期待(^O^)して飲むもんだから、
どんなにはっきり美味しいのか、と思ってるわけで。
でも飲んでみたら、
はっきり「くーーっ!」て来ないものだから、



      「・・・。」



ってなるでしょうね。


収穫量が少ないので、価格が高いのです。
価値が高いのです。

でも、
じぶんが美味しいと感じる味は、名前に頼らないこと!


どんなに安いものでも、自分が美味しいと感じたら、それがいい。
(たまたま価格も高いものかもしれないけど。)


まとめます。

ブルーマウンテンは、豆で手に入れること(挽いた状態じゃ美しい姿を見られません)!

新鮮な豆を手に入れること(素晴らしい香りは時間と共に、どんどんなくなっていきます)!

自分の好きな味に自信を持てるように、味覚をきたえること


                             ブルーマウンテン~「青い山」のこと については、こちら

他の珈琲との比較は焙煎珈房nonakaのHPへ。


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テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

りんのひとりごと | 13:06:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
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