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珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

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”マラウィ・チノンゴ”、ゲイシャ、又吉
アフリカの豆です、
見るからに、筋肉質で力があります。
だってタンザニアのおとなりさん。タンザニアは、ケニアのおとなりさん。
…と言えばもう、なんとなく分かる人もいるかもしれません。


密度が高い味。
特に 酸味と香りを、コクが包み込んで、
ためてためて、パーンチ

malawi.jpg

口元へ持ってくると、ちょっと個性的な、濃い香りがします。
口に含むと、
同じアフリカでも、エチオピアのようにすぐにははじけません。
じわぁ…っと、じわぁ…っと、広がってゆきます、
「これ、なんだろう、なんだろう、不思議な感じ…」と思いながら飲みすすめるので、
頭の中に絵が現れます。
いろんな景色が。
パノラマになって。
…結局分からないんですけど。どの景色なのか。

でも、頭の中でその写真のような景色が次々と現れ、
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』で映写技師のアルフレードが言った、あれです、

 ”アブラカタブラ…”


苦みを感じている暇はない、、
酸味をこんな風に演出するコクは、すごいじゃないか!
そういう意味では、ちょっと”イエメン・モカ・マタリ”的。
ただ、マタリのように一匹狼ではなく、
たくさんの要素が溶け合って熟成した、という感じです。

         マラウィー、濃ぅいー…


              


ところでマラウィ。どこにあるんでしょう。
アフリカの東南部にあるのですが、あまり認知度は高くないですね。
ここです↓
  マラウィ場所地図


  マラウィ湖 という湖が、国の20%の面積を占めているって!
  (琵琶湖が滋賀県において占める面積よりも大きいんです。)
  コーヒーは、北部と南部で栽培されていて、
  北部のものと南部のものでは味わいが異なります。
  ちなみに”チノンゴ村”は、北部。ミスクという地域にある村です。
   (かわいい響きです『ちのんご』。『ちのんご』。ふふふ。
    民族楽器の名前みたいですね。)


マラウィの人たちは、日本のことをよく知っているらしいのですが、
日本人はあまりマラウィのことを知らないようです。
コーヒー業界では、マラウィという国は”ゲイシャ種”を栽培している主要国として有名です。


ゲイシャ。
聞いたことありますか。

スターバックス2000円、ローソン400円、ドトールでも売ってたっけ、、、と、
「パナマゲイシャ1杯〇〇円限定販売」みたいなのがありました。
さすが日本人 『ゲイシャ』 という名前が 『パナマ』 以上に頭に残って、
『ゲイシャ』っていう名前の珈琲があるように思っている方もいらっしゃるようですが、


いえ💦あの、
ゲイシャというのは、植物学的な区分けによる品種名です。
つまり、
    自動車で言うと『セダン』とか『バン』とか『クーペ』とか言う種類分け、の、ひとつ。
    で言うと『小説』とか『紀行』とか『実用』とか『エッセイ』とか言う種類分け。ありますよね。
    珈琲にも『ゲイシャ』の他にも『ティピカ』とか『ブルボン』とか『アルーシャ』とか言う品種が、あるわけです。


      ちょっとカッコつけて「ゲイシャ美味いよな!」なんて言ったら、
      「ゲイシャの何っていう豆がだよ」って突っ込まれますよ(^O^)



              


『ゲイシャ種』は古く昔からある、野生種(原種)。
エチオピアで生まれました。

でも、野生種というのは、希少なのです。
育てにくい、病気に弱い、収穫しにくい。
(コーヒーの豆は植物だから、やはりお米や野菜や果物のように、環境に強いもの・弱いものがあって、
たくさんの収穫をするために交配したりして品種改良もされてきたのです)
それでもやはり、野生種というのは、
風味が図抜けてよいのです
だから野生種の一種である『ゲイシャ種』が評価されるんですね。

アフリカのマラウィや、中米のパナマ。が、主な産地。
パナマの方が有名ですが、エチオピアから同じアフリカのケニア、マラウィに持ち込まれた後で、
コスタリカ、パナマに行ったのです。
近年のオークションで、パナマのゲイシャ種がもの凄い高価で取引されたので
一気に名が知れ渡ったようす。
 

  なんだかちょっと、
  又吉さんが芥川賞をとってしまって
  かわいそうだな、と思った気持ちと似たものが、ないでもない。んですけど。


             



今回NONAKAで販売しているこのマラウィは、ゲイシャ種だけの高価なものではありません。
皆さんにいろんな珈琲を知っていただきたい為の 月替り限定コーヒーですから。
こんな国の珈琲があるんだ、
こんな味のものがあるんだ、って、
皆さんの中でどんどんコーヒーの引き出しを増やしていって下さい。




…っと、
それから因みに、
ゲイシャ は、 芸者 とは何の関係もありません。
ゲイシャ というのは、その原産地、エチオピアの村の名前”ゲシャ”から来てるの、

  NIPPON関係ないんですの(^^;


                 焙煎珈房NONAKA



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テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

この珈琲、どんなコーヒー? | 22:13:41 | トラックバック(0) | コメント(6)
コメント
こんばんは。
いつも更新を楽しみにして拝見しております。

コーヒー。。。奥が深いですネ!
いつもの一杯が、ますます好きになりそうです(^^♪
2015-08-06 木 22:46:57 | URL | Shintaro Original [編集]
Shintaro Originalさん
Shintaroさん、こんばんは、ご訪問ありがとうございます。

なんせ言葉を紡ぐのが苦手で、あまり更新しないのですが、
それに、
更新してもなんだか、
うーんいいんだか悪いんだか、なのですが、

コーヒーのこと、いろんな角度から楽しんでもらいたいと思っています。
2015-08-07 金 20:38:12 | URL | 珈琲案内人りん [編集]
名前知りませんでした。
イギリスから独立を果たしたんですね、

街歩き気を付けてマラウィがどっかにないか?いろいろ見つけてみますね
マラリアに気を付けられたら、、綺麗な湖でいいのですが、、
一生行かないんだろうな、
珈琲は、その分エキゾチックな気持ちになりますね。

しっかり召し上がって、ぐっすりお休みください。
2015-08-07 金 21:11:55 | URL | hippopon [編集]
hippoponさん
hippoponさん、こんばんは。

マラウィという国、私もコーヒーを通して初めて知りました。
もともとは、英国ニャサランド保護領 なんですって。
だから、マラウィ湖も、ニャサ湖 とも言うんですって。
ニャサ湖。…ニャサ子(笑)。
”シウマイマン”のようなキャラクターになれそう(^O^)

世界には本当にいろんな国が。
知らない国が。ありますね。

サッカーやバレーボールなどの世界大会など観ていて、
”ブラジル”とか出ていると、「おっ 頑張れっ!」という気になるのは
コーヒーのせいですね…。
2015-08-09 日 20:26:38 | URL | 珈琲案内人りん [編集]
面白いですねえ
珈琲のこと、なにも知りませんでした。

今回のゲイシャ、私も、しっかりと食い付きました。
ほんとに名前って、面白いですねえ。

いい勉強になります。
2015-08-13 木 16:51:34 | URL | 森須もりん [編集]
もりんさん
ホント、面白いですねえ。
…オモシロくない、何がオモシロいの?という人の方が、
多いと思いますけど。

珈琲のことは、私もそんなに知らないんです。
自分が栽培したり、その土地に行ったりしたのなら
偉そうに言えるのですが、そうじゃないし。
基本の知識は必要ですよね、
後は、自分が いかに興味をもってつき合うか、だと思うんです。
なんだそれ?と思ったら調べてみる、
そうすればオモシロいんだ。

もりんさんの楽しみの見つけ方も、とても参考になります(^^)

2015-08-14 金 23:59:07 | URL | 珈琲案内人りん [編集]
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