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珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

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和菓子、珈琲。
おはぎ。を作りました。
和菓子が、好きです。

      おはぎ
                         おはぎ作った。

おはぎの中では、青のりとごまが好き。


                  


和菓子を 時々作るようになったのは、ほんの3年くらい前。
昔一度、大好きな『きんつば』作りに挑戦したことがあったのですが、
気に入るようにできませんでした。
それからずっと作っていなかったのに、ある日作った『麩まんじゅう』をきっかけに、
いろいろ作ってみたくなりました。
洋菓子作りよりも、楽しいのです。
ずっとずっと、楽しいのです。


  そして、コーヒーと一緒に、いつも和菓子をいただきます。
  ”あんこ”と”コーヒー”って、本当にホッとします。




いつからか、喫茶店でも『コーヒーぜんざい』なるものをメニューで見ることが増えました。
・・・これは、
なぜかあまり食べてみたいと思わない。
同じように、『コーヒーようかん』や『コーヒーあんぱん』も、食べてみたいと思いません。


純粋に、別々のものとして、『和菓子』と『コーヒー』の組み合わせでいただきたいのです。


     洋菓子 は、なんだかキラキラして、
     コーヒーのそばにあると ウキウキするような高揚感を感じます。
     和菓子 と、コーヒー がそれぞれ一緒にそこに ただ あってくれることで、
     心が落ち着く空気を放ってくれるのです。




   だから、

   (個人的には)、
   ”和カフェ”と言わんばかりのお洒落さはちょっと違うから。

    私はいつも、家でひとり 
    和菓子でコーヒーをいただくのです。








テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

りんのひとりごと | 22:45:00 | トラックバック(0) | コメント(9)
小さなきっかけ
コーヒーの日。
10月1日は、コーヒーの日。
イベントやセールを一切しない私たちの珈琲焙煎・販売店も、
毎年この時だけ ちょっとしたことをします。

            コーヒーの日!

今年はさらにいつもより小さく、イベントみたいなことをしました。
5日間だけの、イベントです。
その中で、私にとってとっても辛い出来事がありました。
…イベントの景品を「こんなのいらない」と断られ、
景品の意味を伝えたら「こんなんじゃダメだよ!」と頭から押さえつけられたのです。


             


イベントでは、「あのコーヒー、もう一度飲みたい!また出して下さいよ!」という声の多かったコーヒー豆を、
『リクエストコーヒー』として、少しお買い得価格で登場させました。
常時並べているものではなく、毎月変わる”月替り限定コーヒー”の中の一部です。
 栽培農園限定のものや、ちょっと高価で手を出しにくいもの、など。
聞いたことのない、憶えられないようなカタカナで綴られるコーヒー名や、
大企業の缶コーヒーや メディアで話題になる、名高いコーヒー名に
人は興味をそそられるものなのですね。


   今回のイベントでは、みなさんに、『美味しいコーヒーって、どういうことだろう?』と、
   あらためて感じてほしい、と思っていました。
   コーヒーについて全く分かってないんですけど・・・、と言う方が多いのですが、
   「自分がおいしいと思えば、それが一番いいんじゃないですか?」と、私はいつも答えています。

   何てことない言葉のようですが、実はすごく大事なことを言っています。


    
             
    


コーヒーの世界にも、品評会、資格などがあります。
豆の出来不出来、形、香り、粒ぞろい。
それを見分ける鑑定人、飲み分ける鑑定人、抽出する人のコンテスト、専門知識の確かさ。
…それらを格付けします。
そのレベルの高さに、へぇーー…すごい能力だなあ。と感心します。


   だけど、だけど、
   そのことと あなたの『好き』の基準は、果たして同じですか?
   そして、評判と、自分の嗜好と、どちらが大切ですか?


   どんなに素敵にデザインされた洋服も、
   自分の好みでなければ あなたは身につけようとしないのではないですか?
   形のいい野菜や果物もいいけれど、近所の農家さんからおすそわけされた、
   曲がったキュウリの方がおいしかったりすること、ないですか?


品評会で髙評価をうけるものだけではなく、ごく普通のものの中にも、
隠れた優れものはたくさんあるような気がするのです。
…それは、単位が小さく 有名でないために、
もし災害を受けたり 後継者が居なかったりして苦しい思いをしても、
地域や組織や大きな力をもつものによって守ってはもらえない立場にあるのでしょう。


  コーヒーは、病気や悪い環境に弱い、デリケートな植物。
  自然災害の影響を受けやすい植物です。
  質のいい豆は 特に、昼間と夜間の気温の差が大きい高地、険しい山の斜面などで栽培されていますが、
  近年は 大規模な開発 や 温暖化 などで、その栽培環境が侵されています。
  ・・・でも、でも、小規模な栽培農家は、守ってもらえることがない。
  泣き寝入り。


美味しくて、心も休ませてくれるコーヒー。
平和な私たちがこんなに恩恵を受けているのに、何もできないんだろうか。
せめて、環境悪化にSTOPをかける小さな小さな心がけとして、
簡易包装にできないかな。

お客様それぞれにも、
少しでいいから『コーヒー豆を栽培している人たち』に思いを馳せていただきたくて。
今年のコーヒーの日イベントは”お祭り!”ではなく、
”コーヒーというものについて少し視野を広げてみる”きっかけにしていただきたいと思って。
くじ引きの景品を『コーヒーの保存キャニスター』にしました。

時々でいいから、その缶を持参していただいて、
袋の小分け包装を遠慮していただけたら、と思ったのです。
そして、その景品の意味するところを記した ちょっとしたメモも、おつけしました。
口頭で簡単に説明もしました。


                 コーヒー豆キャニスター




            
            



・・・そんな中の、ひとりのお客様からの、
冒頭の悲しい反応でした。


  仰っていることは全く正当な意見でした。
  もっと厳しくバシッと決め、環境汚染への警告を声高に叫ぶ方がいいかもしれません。
  SNSの広がりもあって、ちょっとした叫びに同調しどんどん広がって仲間ができ、
  ”保育園落ちた”や”#Me Too"のように、現象になると 注目されます。


だけど、ちがうんだ。
・・・ちがうんだ。


目立たない私たちの珈琲豆店で 小さく静かにコーヒーの日を祝う今年のイベントで、

コーヒーを愛する人たちに、

小さく、小さく、
こころがけのきっかけにしてほしかっただけ、なのです。





テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

りんのひとりごと | 23:20:12 | トラックバック(0) | コメント(4)