■プロフィール

珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック

■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

香り と 味
「香りがなかったら、僕、コーヒーって飲んでなかったかもしれない」
と、お客さんがおっしゃいました。



・・・そうです、”香り”
コーヒーの何がイイ って、やっぱり”香り”です。
コーヒーの味を決める、大きなポイント。


                  



ところで、
”香り”という知覚。人間が感じるものには、2種類あるのをご存じでしょうか。

ひとつは、鼻の外(鼻先)で知覚する香り。
もうひとつは、鼻の中(喉から鼻に抜けるとき)で知覚する香り。
の 2種類です。

   鼻先の香りを鼻先香(はなさきか)

   喉から鼻に抜ける香りを口中香

   と言います。



 舌のことは、ご存じの方も多いと思います。
 舌味、下のの方で味、…などと言いますね。
 でも、実は、
 知覚として反応するところはそうであっても、
 味として認識するには、舌だけ では足りないのです。



   舌からの うまみの信号 と、 香りの信号 が合流して初めて、
   味として認識できるようになっているのですって。
  人間の身体って複雑によくできてますね。



なるほど、なぁ。


カゼをひいたりして鼻がつまると、味がわからない。
香りが認識できないからです。
なぜでしょう?
それは、
    鼻がつまると、鼻腔内の圧力のせいで、
    『鼻先香』 だけでなく、 『口中香』 も”臭いを脳に伝える神経”に届かないから!
せっかく 2通りの ”香り知覚機能” を備えているのに、
どちらの香りの知覚も頼れないのです!
そりゃ、カゼをひいたらコーヒーの味がわからないのも当然。。。

            


鼻先香と口中香


                      


加工食品に貼られている品質表示シールの、原材料のところをみると、
ほとんどのものに『香料』が使われているのがわかります。
それも、味をしっかり強調するためなのでしょうね。
無果汁でも”いちごのかき氷”が作れてしまうわけです。

そういえば近年、生活雑貨にも 異様に匂いつきのものが増えました。
洗濯洗剤、シャンプー、文房具まで。
気持ちが悪くなるくらいのものも。

日本人は本当は『口中香』の方に敏感で、
外国の方は『鼻先香』の方に敏感(だから香水を使う人が多いのね。)
と言われていましたが、
日本人もどんどん繊細さを失ってきているのかもしれません。



耳鼻咽喉、大事にしましょう。
 食べもの飲みものが美味しくなくなると、
 人生の楽しみは途端に少なくなるぞ!
コーヒーは、特に。コーヒーは、特に!
つまらなくなっちゃうよ!



  珈琲、珈琲、
  コーヒー味、…?
     ・・・おおっと!気をつけなければ!












テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

珈琲の周りの「?」や出来事 | 19:31:53 | トラックバック(0) | コメント(3)
「この車の、こういうところが たまらなくイイんだよ!」
2月になってしまいました。

           


この前、とうとう、すごい勇気をふりしぼって、
ある吹奏楽団の練習場を探し探して訪ねて行ったのです。

  扉を開けたら演奏中でした、
  声をかけることができず、
  ドキドキしながらその場で5分ほど見学させてもらい、
  静かに退散しました。

すべてのパートが合わせている音の波、響き、ふくらみ。
ドキドキ、ドキドキ、・・・
何十年ぶりの、合奏風景。


実は、今年は、
音楽をまたやりたいな、と思った1月の初めでした。
昨年末に、その”何十年ぶり”かでフルートを引っ張り出し、
音を出してみようと河原へ行ったのでした。

音は出ましたが、
指の押さえ方を、忘れてしまっています。
・・・あーあ。・・・

でも、なんだか無性に、あの音の波をまた、体験したくて、
とうとう、訪ねていったのです。
それだけなのですが、ものすごい勇気を要しました。。。

  高校時代のフルート


              



試飲用のコーヒーを淹れるため カウンターに立っていると、
お客様は、皆さん、それはそれはたくさんのことをお話し下さいます。
   今日(この前)はこんなことがあった
   今度こんなことがあった、
から始まり、
仕事のこと、好きな趣味や特技、続けていること、・・・。
…そういう話を、私はとても大事にしています。

     そのお客様の”感じ方””ものの捉え方”が、お話の中に出ているから。


  本 や 野球、花 でも、ラーメンであっても。なんでも構いません。
  きっとそれぞれに
     「これの、こういうところが好き」
     「あれは、評判はいいけど、あの部分が好きじゃない」
     「だいたい自分はこういうジャンルが好きみたい」
  そういう思いがあるでしょう。


それはそのまま、珈琲の捉え方に応用できるのです。
頭から「珈琲は分からない」と言っている人も
自分の好きなことについてみれば「分かっている」のです。
自分の好きな作家や野球選手、ラーメン屋さん を、
並んでいるコーヒーにあてはめてみる
とわかりますよ。



音楽は特に、あてはめやすいのです。
 ・・・ このコーヒーの味の感じ、
  あの人のあの曲の感じに似てるんだよなあ・・・

そう考えると、
それぞれのコーヒーに、魅力を感じることができます。
気持ちが入るのです。かわいくなってくるのです。
そうなったら、その豆たちの癖などが何となく分かってくるのです。


    つまり、
    扱い(付き合い方)が、上手に、なるのです!



それが、
美味しく淹れるためのコツだと思います。
好きな珈琲に出逢うコツだと思います。




自分が淹れるより、あの人が淹れるのが美味しいのはなぜ?
なんてことが、


それは、つまり、そういうこと。
捉え方を応用できているかどうか、ということ。


            



だから、コーヒーを分かりたいみなさん、
どうか、
何でもいいから、好きなことを持っていて下さい。


    この車の、こういうところが たまらなくイイんだよ!
           …その気持ちが、いいのです。



そして、お話を聞かせて下さい。
りんの中では、
その内容は珈琲豆となって 物語になっていくのです。






                           






テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

りんのひとりごと | 23:39:00 | トラックバック(0) | コメント(6)