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珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

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ケニア・キアンジル~食わず嫌いにもの申す。
         コーヒーの酸味が嫌いな人!

        ・・・ぜひ、飲んで下さい!!!

             酸味とは、こういうものです、
              こんなにも魅力的な要素なのです!






          コーヒーの酸味が好き、という人!

           …には、
           意外と…勧めにくいものです。

        「酸味が好き」と言える人は、もう酸味自体の持つ魅力を知っているので、
        その中で、酸味がいくつかに分類されているはず。

               やわらかい酸味、
               すっきりした爽やかな酸味、
               ほのかに上品な酸味、
               パワーみなぎる ぱつーん!という酸味、
            …と。


         だから、
        「酸味は好きなんだけど。。。私の好きなのは、、、この酸味じゃない」
         なんて人が居てもおかしくない。

      いや、「酸味が好き」の域に達してしまうと、どうしても、そうなっちゃうんですよね


でも、
酸味を頭から否定してかかっている人は、ぜひ、ぜひこれを飲んで、
これまでの誤った概念を、木端微塵にしてほしい。

あなたが嫌っている酸味とは、
「古くなって酸化した酸味」
なんです。

   それは嫌って当たり前。
   嫌って当たり前。
   あなたは正しい。

でも、
珈琲の本当の酸味とは、これなんです。
…こんなに魅力的なものなんです。



誰に何を言われようとも、自分は自分。
   俺は、俺だから
って顔、してるでしょ。↓
kenya.jpg
  ケニアくんです。


        たくましい大地の味。
        踏みしめて、しっかりと、ぐっと、

        自分の足で地球を確かめる。
        豆からミシミシ音が聴こえそうな、パワーのある肉質。

               


好みはそれぞれなので、好きになる必要はありません。

「酸味キライ。」で構わないと思う。


ただ、
このケニアというコーヒーを知らないなんて、
もったいない
と思うのです。

   この酸味は、…高品質である証なんですから!
   (質の悪い豆には 苦味と渋味しかなく、この手の酸味はほとんどないんです!)




              参考までに、
               りんの、この豆の第一印象は、

                「世界ウルルン滞在記」 
                  旅人、坂口憲二 さん。


                ・・・でしたよ。
                kenya (2)

                                          焙煎珈房NONAKA




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この珈琲、どんなコーヒー? | 22:03:18 | トラックバック(0) | コメント(0)
エメラルドマウンテン~見つめてしまう豆
こんなに名前が有名になっている理由は、某社の缶コーヒーですね、きっと。
皆さん非常によく御存知です。

エメラルドマウンテン』というのは、
お酒で言うと、「一番搾り」とか「いいちこ」のように、付けられた名前であって、
『エメラルドマウンテン』という品種があるわけではありません。
種類で言うと、『コロンビア』です。

その中で、厳しい!人たち の、 厳しい!品質検査 に合格したものだけが、
エメラルドマウンテン』と名乗ることができる、というわけ。

コロンビアという国は、宝石エメラルドの最大の産出国なので、
コロンビアコーヒーの中の、素晴らしい宝石並みの味!という意味なのかな。

「いや、この味・香りは、まるでエメラルドのようだね!」って言いたかったんでしょうか。

          


というわけで、コロンビアなんです。実は。
コロンビア と言われると?


       「聞いたことはあるんだけどブルマンやキリマンほどじゃないし、
       聞いたことないならそれはそれで興味あるけど中途半端に知っているから何だかなあ、
       どんな味かわからないし、別に今飲まなくてもいいな」


・・・なんつって素通りされがちなんですよね。
「コロンビア」の立場ってフクザツ・・・



コロンビアは、もともと重めのコク しっかりした酸味がありますね。
その、重さ(重み) というのが、またいろいろありまして、
 

       石のような ごっつん とした重さ、
       鉛のような ずぅわーんとした重み、
       責任や苦労を背負って生きてきた男性に見える”人生”的な重さ、
       度胸の据わった”母は強し”的な、女性だけが持つ重み、
         ・・・

・・・これこれ。
コロンビアという豆の持つ重さ(重み)というのは、
”母は強し”型だと思うんです。
だから、「貴婦人」とか言われるのかな。


そして、
その中で『エメラルドマウンテン』に認証されるものは、
「おっ重い!」とあからさまじゃないんです。
なんだか、酸味も重みも、厚ぼったくない


   エメラルドグリーン。
   フカミドリ ではなくて。
   。。。何となく、透明感の違いがわかりますか?

      


そしてもうひとつ、
姿かたちが。

ブルーマウンテン以上に魅せます。
なんてなだらかな曲線美。
汚さを持たない色気のあるライン・・・

このまま美術館に展示されたら、その場にくぎ付けになりそうな。
emeraldbig.jpg

色っぽいでしょ。




よく分からないんだけど、きっと、きっとですよ、
世に『サユリスト』のお父さん方、いらっしゃるでしょう。
吉永小百合さんって、その人たちにとって、こんな感じ なんじゃないのかな。と、思ったりします。



”うっとりと見ていたいコーヒー豆”


        


癖が強くないので、飲みやすいですよ。
大抵の方は、「ああ、美味しい、適度なコクで飲みやすい!」とのこと。


  厚ぼったい方がコロンビアらしくて、可愛がってしまうけどね(笑)
                          



                                焙煎珈房NONAKA


 








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この珈琲、どんなコーヒー? | 21:03:06 | トラックバック(0) | コメント(0)
ロイヤルブラック~痛みと苦み、時々、
           「”コーヒー”という言葉から連想する言葉を、
                         思いつく限り あげていってください」
と言うと、
最初の方に、”苦い” という言葉が出てくることが多い。
 そうです、コーヒーは、苦味があります。

最近 若者の間で、ビール離れが進んでいるとのこと。
  苦いから なんだとか。

  ・・・ビールから苦みをとったら、
    さわいでるだけのTV番組、みたいなものじゃん
 


珈琲の”苦み”の中には、いろんな要素が隠れているんですよ。 

ちょっと甘いような感じも、鼻に抜ける深い香りも、キレも、重みも、
苦味の中にあるからこそ、ほんのちょっとだけ感じられる、その心地良さ。

それって、麻薬みたいなもの・・・
他のものでは味わうことのできない、”痛い気持ちよさ”なのだと思う。

     このロイヤルブラックってブレンドは、最初、アイスコーヒー用に作りました。
     しっかり焙煎して、黒光り。
       royalbla.jpg

HOTで飲むなら、さらっと淹れるといいですね。
ちょっと、 異世界にトリップ できる感じ の味になる(笑)。


そして、これでアイスを作ると!
苦いだけじゃないアイスコーヒーができます。



アイスコーヒーというのは、「冷たくて、氷で薄まらないくらい、とにかく苦いヤツがいい」と思ってる人、
  OH! NO
   損してます!!

苦味の中にある 他の味の要素がなかったら、コーヒーの意味、ないでしょ?!


       皆さん、が美味しいとか、マズいとか、言いますよね。
       美味しい水を求めて、わざわざ汲みに行ったり 購入したりしてるじゃないですか!



このロイヤルブラックは、うちの店の中で、
最も『爪隠し』の珈琲です。



この、黒に近い豆の色は、深い森の色


森の中に入ったら、 しーんとして静かで、 
・・・でも、何かの音が聴こえるでしょ?

気や草の呼吸音なのか、きれいな空気の音なのか、

はっきり分かりやすい音 や 雑音 の中で生きていると、
聴こえているのに聴こえない音がたくさんある。



・・・静かな森の中に入った時、その聴こえなかった音の、
透明で崇高な価値 に気付きます。

  
  ツ メ カ ク シ 。


この、「しーん」が、”痛い気持ちよさ”で、
”麻薬”になるんです。


                                焙煎珈房NONAKA



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ブレンドコーヒー | 21:38:20 | トラックバック(0) | コメント(2)
この演出ってば!
”手挽きのコーヒーミル”って、かわいいのがたくさんあって、困る。

手挽きミルを探す人というのは、
電動ミルを使っている人とはちょっと違って、
珈琲という”飲み物”だけが目的でなく、
珈琲を”淹れる過程”も楽しんでいる人 なわけだから、


そりゃ、挽ければいい だけじゃなく、
性能もよく、素敵なのが欲しいよなあ。



   ・・・で、「見かけだけ良くて性能はとりあえず挽ければいい」なんてものも
    たくさんあるんだろうけど・・・

                   



ところで、


何ヶ月も待って待って、ようやく入荷したら、
たちまち売約済になってしまった
" ザッセンハウス 手挽きミル ハバナ"。

象形文字みたいな、
この柄。
ザッセンハウスって・・・カッコイイな、やっぱり。

何がいいって、
・・・ほら!

IMG_0494.jpg

IMG_0492.jpg


ライオンが片手で、傘持ってる。

                 この絵が、「底にある」という、
                   この、
                 何とも言えないカッコよさ!!!






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珈琲の周りの「?」や出来事 | 21:30:51 | トラックバック(0) | コメント(2)
『ちびへび』
   「ちびへび」



  暖ったかいのだもの

  散歩は したいよ

  ちびへびは

  おうちに鍵をかけて

  ぷらぷらでかけた



  こんちわというと

  小鳥はピャッと飛びあがり

  いたちはナンデェとすごんだ

  あら おびに短したすきに長しねと

  仲間は忍び笑いをした



  ちびへびは急いで家にもどり

  おうちの中から鍵をかけ

  燃え残りの蚊取り線香のように

  まるくなって ねむった

  でも……

  暖ったかいのだもの

  散歩は したいよ



  ちびへびは

  もういちど でかけた

  誰もいないところまで

  ―こんちわ いわずに

   ぷらぷら しないで

 
                         「ちびへび」 工藤 直子


  仲良しの古本屋さんで、ちょっと前に買った本、
  苦しいくらい ぐっとくる詩がたくさん。

              -そのうちの、ひとつ、「ちびへび」。






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りんのひとりごと | 21:42:06 | トラックバック(0) | コメント(0)
ちょっとした違いは、何の、
難しいもんだなーと思う、
ニュアンスを伝えるのって。
珈琲を美味しく淹れるための特別な技術なんて ない
大事なのは当たり前のことをきちんと丁寧にすること なんて、
言葉で表すとそうなる。いや確かに間違いなくそうなんだけれども、
なんであなたが淹れるとそうなって私が淹れるとこうなるんですか、と訊かれると、

ううん、

例えば、2人の人が、習字のお手本(先生が書いてくれたもの)の上に新しい半紙をのせて、
まったく同じ筆・墨を使って、透かしうつしてなぞる ことをしたとすると、

そんな同じ条件で同じことをしたとしても、

筆の持ち方・使い方の癖や、力の入れ具合、体の動かし方、
そのお手本の文字(ことば)に対するそれぞれの思いetc…

が、2人同じ ってことはまず ないので、
そんなこんな で違いが出るんですよね。

   


5月30日(金)の、第14回目の珈琲を美味しく淹れよう!講習会。
今回のポイントは、お湯の注ぎ方、でした。

参加者さんは1人、
淹れてもらってみると、おかしいところはありません。
…でも、「ちがう!私が淹れたのと、あなたが淹れたのは違う!」
「私が淹れたのは薄いというか、…。」
と言い張ります。


で、りんが淹れて、それを見ていてもらいました。

    「分かった。私はお湯をいれるのが速いんだ」

・・・ということで、Kさんは、お湯の注ぎ方を変えてみました。
最初より遅く、注いでみました。
すべての工程で、一拍待ってから。という感じかな。
 
   

ドリップする時のお湯のおとし方については、
「速い」「遅い」という表現をするとちょっと違ってきてしまう。
正確に言うと、「軽やかに おとす」「落ち着いて おとす」という表現になるかな。


だから、この表現にあわせると、だいたい 思う味にならない 場合、

     速い=落着きなく おとしている
     遅い=おとし方が重い

場合が多いんです。


りんの淹れ方を見て、ほとんどの人が 「ゆっくり(遅く)入れている」 と、表現します。

その言葉を聞くたびに、ちょっと違うんだけどな、と思っていて、

そして今回の講習で、正確な表現に行き着きました。
Kさんありがとう。

     

自分のお湯のおとし方が「速い」と思っている以上、
遅くできるのは「ドリップポットを回す速度」だけです。
お湯の出る量まで考えないでしょ。
試しに「そうか、遅くしよう」と思ってやってみて下さい。

 じゃぁーーーー とおとしていたのが、
 …じゃ ・ ぁ ・ ぁ ・ ぁ ・ ・ ・ に変わっただけ、じゃないですか?



今度は、「おとし方に落ち着きがない」と考えてみて、
試しに「落ち着いてお湯をおとそう」と思ってやってみて下さい。
 
   じゃぁーーーー が、
   そろー…っ に、変わってませんか。



そういう、ことなんです。



Kさんは、私がしているあるコツをしっかりつかんで、
「落ち着いて入れる」ためのツボが分かったようで、
最後には、香りも味もぎゅっ!とつまったしっかりした味の珈琲になりました。
やったー!

     


 
この表現の違いの意味が分かる人は、
   「私の手を さわって下さい」 と、
   「私の手に ふれ 下さい」 の
違いが分かり、


   自分の手に愛情をのせる術を知っている人だと、
   りんは、思う。のです。
 
                             焙煎珈房NONAKA





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珈琲の周りの「?」や出来事 | 22:03:33 | トラックバック(0) | コメント(0)

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