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珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

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より美味しいコーヒーにするために
「私はコーヒーを淹れるのが上手です。」
って、何をもって「上手」と言えるのだろう。

…というところにたどり着いてしまった。


世の中で、コーヒー教室を開いたり、講習をしたりする人は
たくさんいるでしょう。
その人たちは、何を指標に「上手です」と言うのかな。

そもそも、教えている人たちは、本当に「上手」なんだろうか?

            

3月14日(金)、
第9回目の“コーヒーを美味しく淹れよう!講習会”。しました。


今回の講習会が始まる前に、第1回目の講習を受けた人が
たまたまお客さんで来られました。

「美味しく淹れられていますか?」と訊ねたら、

   ううーん…そんな気はするんですけど、前より美味しくなったのかと考えると、
    どこがどう変わったのか 変わってないのか、分からないんです。

とおっしゃいました。


…そうだろうな。

ある程度まで基本的なことができていれば、
それ以上の味の違いは分かりにくいと思うんです。
うっわあ お見事みたいな味って、
もしあったとしても、万人に受け入れられるものではないと思うし。

   
          

ところで、今回の講習会の参加者さん。

独学らしいのですが、基本がしっかり身についていて、
教えることが少なかった。
お料理など、作ることが好きみたい。

彼女は言いました。
「とにかくなんでも、"美味しく"いただきたいんです」




・・・これだ。




結局、「普通」までは誰でもできるんです。
ある程度までの味=可も不可もない、普通の味
 にするには、
基本的な事項をしっかり、丁寧にこなせばいい。



それ以上に美味しくするには、
自分で探求していくしかない。

「より美味しくいただきたい」という気持ちがあるかないか、で、
もっと美味しく淹れられるか、普通で止まるか、が決まるんだな。


       …そしてそれは、
       どんなことでも、同じでしょう。


何を目標にするか、ってこと。

たとえば、どこかの会社の営業さんだとしても。

自分で起業した人だとしても。


いかに自分で見つけ出し、求めて、
自分なりの武器を身につけて、
それを結果につなげるか。
それを結果と認めてもらえるか。

…それにどういう意味があるのか。


やる人は やるでしょう。
やらない人は、そこまでなんです。



 そういうこと、です。




彼女は、どんどんどんどん上手になって、
きっと私なんかより美味しく淹れるようになるだろうな、と思いました。
       


        




そして、
珈琲案内人 りんの、目標は、
いつも、向かっている先は、


「美味しいコーヒー」では、なくて。

コーヒーに、美味しさだけを求めるのでは、なくて。


手にしたその珈琲は、
「美味しさ」という指標以外での 見かた、楽しみかた、魅力があって

 

   “未知のコーヒー遊園地”みたいなワールド、
      …ふぇっ?!   知らなかったぁ!みたいな、



     …そんな世界をのぞくきっかけを、焙煎珈房NONAKAのお客様に、プレゼントすること。
                …なのです。

     一杯の珈琲で、世の中を変えたい。って、
      そういうことなんです。



             おいしい珈琲を飲むために
       

珈琲の周りの「?」や出来事 | 20:30:25 | トラックバック(0) | コメント(0)
「お空」が出たらダメ。
2月28日(金)「第8回目の珈琲を美味しく淹れよう!講習会」
でのこと。


参加者は今回も1人でした。
今回の参加者さんは、ケーキを焼く人、Oさん。

「珈琲豆の焙煎過程で、豆の細胞がぷくっと膨らんでね、」

講習の合間に毎回、簡単にそういうことをお話しするのですが、

「卵を泡立てて使うと、焼いた時に空気を抱き込んで膨らむ」

そういうことをよく分かっていらっしゃるので、
想像しやすかったかもしれません。

あああ(^^; 挽いて置いといちゃ、ダメなんですね! と納得して下さいました。


とってもかわいいケトルを持ってました。
野田琺瑯の赤いケトル。

でも、重い。とても。
お湯が、ドッ!!と出る。
そのケトルで、Oさんは淹れているらしいです。


       むむむ。難しいぞ。


でも、
道具をわざわざ買い揃えなくてもいいんだ。
持っているものでできる限り上手く淹れられる、のがベスト。
頑張って練習しました。

  

そして。
今までツッコまれることのなかった質問が

「『お空』って、何ですか?」

お空!
おそら!
お空とは、これです!
     
   IMG_0421.jpg

この、上方に出ている、雲の切れ間のような、泡の切れ間
これが、『お空』。

  このお空が出たら、このコーヒーはもう、不味いんです!


これは、お湯を注ぎ足すタイミングの失敗 で出ることが多い。

挽いた珈琲豆の上からお湯をのせていきますが、
ぷーっと膨らんで膨らんで上にあがって、
注湯をやめますね、

それで「あーきれいに落ちていくー!」なんて見てちゃダメ、です。

落とし切ってしまったら、次にお湯を注いだ時、
この『お空』が出ます!


これは、もう、取り返しがつきません。
もう、絶対美味しくないの。

でももし、ちゃんとしたタイミングで注湯しているのに
『お空』が出るとしたら、

…それはね、
お湯の温度が低過ぎる
または、お湯を注ぐ勢いが強すぎる

そうでなければ、

  その豆、古い


だから、どちらにしても、
『お空』が出たら、もう、ダメ。

よく訊いてくれました!!!

  


Oさんは、1人で何度も練習してた。
上達度が、すごかった。
ポイントの押さえ方が、お上手でした。


もう大丈夫!


    Oさんの焼く美味しいシフォンケーキに、
    上手に入った美味しい珈琲を!

                                焙煎珈房NONAKA





珈琲を美味しく淹れよう!講習会 | 21:01:00 | トラックバック(0) | コメント(4)