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珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

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「美味しく淹れる」ということ。
焙煎珈房NONAKAに並ぶ珈琲豆たちには、
それぞれ名札(プライスカード兼POP)がかかっています。

その札に、その豆たちの特徴をちょこっと書いています。
一般に、みなさんに伝わりやすいように表現しているつもりなのですが、
「なんだか分からん」という意見も多数。


この"つれづれブログ"のようにのびのびとは書いてないんだけど、
常識的には珈琲をこんな風に表現するということはないのかもしれませんね。


  雲ひとつない空みたいな珈琲!
  …なんて言われても、分かんないよ。って感じなのかな。




味覚というのは人それぞれで、
どの程度を苦いと言うのか、とか、
甘みや酸味に対する敏感さの違い、とか、
そんなことを考えると、こちらがその"感じ方"を押し付けるわけにはいきません。
一応、指標みたいなものはあるのですが、
その表現も、一般の人にとっては …そう…?ふうん…。って感じだと思います。


かと言って、NHKや新聞記者のように、
事実だけを伝えましょう。なんてことをしてると、
珈琲が、つまらない、夢のないもの になってしまう。



そこで、
私がこういう風に表現しているのは、
「美味しい淹れ方」の一つのヒントにしてもらいたいから、なんです。


     意味、分かるかな。


このブログでも紹介していますが、
豆それぞれを、1人ひとりの人間のように見てみると、
個性が見えます。
人間と同じように、その性格によって付き合い方を自分の側が変えてやると、
すごく付き合いやすくなり、向こうも心を開いてくれる…というか。


つまり、安心して豆たちが自分の味を出してくれるんです。


淹れている自分が主人公になっている以上、
豆は抵抗する。

「私が、上手に、淹れるんだ!」なんて思おうものなら、
豆にとっては、「お前じゃないよ!」でしょう。



      意味、分かるかな。



その珈琲の本当の味を楽しむには、
その珈琲が自分をさらけ出してくれるようにすればいい

ってこと。

ただの飲み物として味だけを求めるのではなく、
いろんな方向から珈琲と関わると、

いつの間にか、上手く淹れられるようになってる と思うんです。



  というか、
  自分が淹れた珈琲が、苦かろうが酸味が強かろうが、

  どうであってもなぜか、
  結果的には楽しめていたりするんです。




そうしたら、いつか、見つけますよ。

「あ、この珈琲、私みたい
っていう珈琲を。


                                焙煎珈房NONAKA




珈琲の周りの「?」や出来事 | 20:40:17 | トラックバック(0) | コメント(2)
「カッコよく淹れる」ため、とか。
2月15日土曜日、第7回目の講習会をしました。


今回は、初めて男性の参加者さん。ひとり。

…最近、ひとりで申し込む人が多い。

1人参加の人は、大抵「緊張するー」と言いながら来られるのですが、
この方は意気揚々と入ってこられました!


カッコよく珈琲が淹れられる人になってほしい

と、奥さんに言われ、自分でもそうだな。と思ったらしい。
ので、参加。・・・かわいい。


そのかわいらしさが、お湯の注ぎ方に反映されていました。
ちょろちょろちょろちょろ、でした。

    

誰がどう言ってるんだろう、
細くゆーっくりゆっくり注ぐと美味しく入る
とか言ってるんだろうか?


自分で、本など参考にして淹れている人は、ほとんどの人が
そう思い込んでる。

    誰だよダメだよー、いい加減なこと本に書いちゃ💦



       
  

この参加者さんは繊細さを持っている方だったので、
もっと堂々と注いで構いません、と、どんと背中を押しました!(^^)!

    お湯を、
      「かける」
      「入れる」
      「注ぐ」
      「のせる」
      「垂らす」


これまで見ていて、みなさんそれぞれ、お湯の落とし方が違いますが、
自分の淹れ方が、これらの表現の中のどれに当てはまるか、
考えてみるといいと思います。

私は、「のせる」をおすすめします。

「のせる」気持ちで、お湯の太さと回す速さを調整するのが、いいかと思う。



この参加者さんのポイントは、ほぼそれだけでした。
何度も何度もこの講習時間内に練習して、
「帰ったら早速女房に淹れてやります!」
と、
また意気揚々とお帰りになりました(笑)


…どうだろう。
その後、もとのちょろちょろに戻ってないかな…
大丈夫かな…

       


いやしかし。こんなにメモする参加者さんは初めて。
まるで子どもが学校の先生に教わっているような…
「ノートとらなきゃ」みたいな無邪気さ。

ポットとか、ドリッパーとか、ヘタウマなイラストを描いて、
矢印を書いて、
…ふふふ。かわいかったな、あのポットの絵。




    あなたのご主人は、どんなにうまく淹れても、 

   「カッコいい」よりも「かわいい」が勝つと思うよ、奥さん


                                焙煎珈房NONAKA




珈琲を美味しく淹れよう!講習会 | 21:10:12 | トラックバック(0) | コメント(0)
ソフトブレンド~薄いんじゃなくて、
「アメリカンブレンド」という言葉を、使いたくなかったんです。
「アメリカン」ではなく、「ソフト」を、作りたかったんです。

だから、
カラ~ッとサワーッと豪快に
…という珈琲ではありません。



よく訊かれるのが、「nonakaブレンドと、どう違うんですか?」ということ。



初めてのお客様などは、『nonakaブレンド』と『ソフトブレンド』で迷うようです。
とりあえず試しに、飲みやすそうなのを、と。


ソフトブレンドを一言で表すと、

   『空気のような存在で居てくれるブレンドコーヒー』。



(nonakaブレンドは、空気では居てくれません。
「僕らが、ここの店の代表です!」と、ちゃんと存在感を示しますから。)


     


たとえば、うちの珈琲たちそれぞれが、町に出かけて行ったとしましょう。
町でどいういう行動をするか、というと。


  ひとつのお店にずーっと居る子。

  目的地だけを目指して行き、用が済んだらすぐ帰る子。

  目的があったのに、行く途中に蟻の行列(など)に出会って、そこで一日過ぎちゃったりする子。

  必ず友達を誘って出かける子。など…。

   
で。この「ソフトブレンド」は、こんな感じです↓

          目的ナシ。
          普段着(オシャレじゃなくてもイイ、な恰好がイインダ)で出かけて行き、
          ふらふら~っとする。

          誰かに会うと、「ああ こんちは」と手を挙げ、
          話が長くなることはなく、
          「じゃ また」と手を振ってその場を終える。

          そして、またふらふら~っとする。
           
           帰る。

          特に何も買ってこない。
          特にどこにも長居はしない。
          途中で会った人との会話も、
          特に内容はない。


          まるで、後腐れがないんです。



               つかみどころが、ない?
                   …まあ、そう言われれば…そうかも💦


                    

でも、
薄い、とか、もの足りない、とか、
それは言葉をまちがってます!


「爽やかな風」じゃないんです。「柔らかなそよ風」なんです。





                誰のジャマも、しません。
                そんなコーヒーが飲みたいこと、ありませんか。



                                焙煎珈房NONAKA













テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

ブレンドコーヒー | 19:51:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
特別支援学校の文化祭で、自家焙煎コーヒー☕
行ってきましたー  雪が舞う中。
文化祭でカフェをする、と訊いていたので。


焙煎珈房NONAKAでいつもコーヒー生豆を買ってご自分で焙煎するお客様が、
その、ご自分で焙煎したコーヒーで
生徒の皆さんがカフェをするのだ、とおっしゃっていたんです。



生徒さんの、元気な「いらっしゃいませっ!!」に迎えられ、
そこで育てたというジャガイモを買ってしまいました。


カフェは素敵でした。

生徒さんの描いた絵が飾ってあったのですが、
それがすべて、本当に素敵でした。



人間はみんな、成長するにつれて、
受信と発信の間にクッションが入るようになります。

自分が感じ取ったものを、一度何らかの“文字”や“映像”に置き換えて、
もともと自分に植え付けられている「概念」に照らし合わせて、
調整してから外に発信する。


でも、今日観た絵は、そんなのではない気がしました。


観られ方を無意識に意識して描かれた絵ではなく。
心のまま、絵になったような。

・・・・・


そんな中で、コーヒーを注文。

「ごゆっくりどうぞ!」のすぐ後で、
「お先にお会計よろしいでしょうか」…には、ウケた(笑)



この寒い中、外で案内している子がいて。

「いらっしゃいませ、おひとり様ですか!」
「3名様ですっ」とか、言ってる。

きっとみんな、すごくサービストークを練習して、
それに沿って言葉を使っているのだろう。



   ううん・・・
   普通の会話もしたい・・・




…とか思いながら、帰りに、

「お忙しいですね、一番大変なお仕事ですね、外で!」
と言ったら、

その子はハッとして、
「そうなんです、本当です、寒いし」
って言ってくれた!


       


素敵な文化祭、
雪の中でもカフェが賑わっていました。


あの生徒さんの中から、
コーヒーの世界に進む人が出るかもしれないな。
って、思ったりした。


焙煎珈房NONAKA


珈琲の周りの「?」や出来事 | 20:28:18 | トラックバック(0) | コメント(0)
なぜか、にぎやかな講習会でした!
今回もマンツーマンになった
“珈琲を美味しく淹れよう!講習会”。
1月31日(土)に開催しました。


にぎやかでした(笑)
今回の参加者さんは、うちのお店の常連さん。



こっちで説明しようとすると、…あれ?居ない…

…と思ったら、
nonさんの前で肘をついて、nonさんがやっている作業を見て、

「へぇーー!そんなふうにするんだぁ、うん、なるほどなるほど

なんて言ってる。




「ほらSさん!次、いくよ!やるよ!」

   何度呼び戻したことか…。



そんなSさん。
気が散っているのかと思いきや、
いやすべて吸収しているのです。

びっくりするほどの 好奇心と 観察力。

  なんでなんで どうやってるの
と自分から近づいていき、その場で納得する。
そして、その通りやってみる。


すごい力ですよね。

「自分が何を知りたいのか」ということを
自分で解っている。
それを、人に訊ねることができる。




     



実際、お客様として店にいらした時も、
すごくよくお話して下さるんだけど、上手いんです。



    「へぇーそうなんだーうんうん」
    「じゃ、ね、あれはあれは?あれはどうなるの?」
    「私ね、こうこうなんだけどね、まったく。どう思う?」

って、
一人喋りじゃなくて、きちんと周りを巻き込んでる。
みんながその会話に参加して、みんなが楽しくなって、

Sさんは
「じゃぁね~バイバイ
と、さらっとお帰りになるんです。


素敵な方でしょ。



      



Sさんの淹れ方は、ほとんど正確でした。
いつもカウンターで私が淹れるのを見ていたから、だそうです。

「なんか味が違うのよね…」の原因は、
蒸らしの時のお湯の量がちょっと多過ぎた
それだけでした。
そのポイントだけで、Sさんの珈琲はしっかり味のあるものになりました。

そんなものですよね。
ほんのちょっとのポイントです。



   ドリップ=「挽いたコーヒー豆にお湯をかけて、ろ過する」
                 という思いで淹れている人、

                           コラ


一緒に淹れてみませんか。

“珈琲を美味しく淹れよう!講習会”、

次回は2月15日(土)13:00~です。


                                       


珈琲を美味しく淹れよう!講習会 | 20:53:46 | トラックバック(0) | コメント(2)