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珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

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すごく、見えた。
焙煎珈房NONAKAでは、豆を100gでもお買い上げの方には、
無理にとは言わないんですが、無料で試飲をおすすめしています。

試飲してから 今日買うものを選んでもいいし、
「今日はこれにしたけど、あの珈琲はどんな味だろう、気になるな…」というものがあれば、
それを飲んでもらってもいい。


  家では淹れないから、豆はいらない。けど、この珈琲飲んでみたい。

そういう方には、ちょっと有料で、「試飲のみ」もできます。

ただし、カウンターのみで、椅子はありません。
(ご年配の方などに、奥から簡単な椅子をお出しすることはありますが。)


          

うちの店の、となりのとなりに、
素敵なお菓子屋さんLa vie sucre”さんがあります。
手作りで、しっかりした生地で、自然の味を大事にしているお菓子たち。
オーナーさんは女性です。
考え方がしっかりしていて、お話していて気持ちのいい人


よく休憩時間に、従業員の女の子を1人連れて、珈琲を飲みに来て下さいます。
   
   これ飲んだっけ?
   これ美味しかったんよ、でも、あれまだ飲んでないね。

って、「試飲のみサービス」を楽しんでる。



クリスマス。
決して作り置きしないsucreさん、忙しそうでした。

そんな中、ひとときのコーヒーブレイク~!!」と言って、
この数日も飲みに来てくれました。



私は、ほとんど、店の奥の部屋で休憩時間を過ごします。
扉を閉めて、nonさんにお店を任せて、休みます。
その間は、音だけが聴こえる時間です。



私はその時間が大好きです。



先日sucreさんが飲みに来て下さった時、私は休憩中でした。
パタパタパタ…と足音がして、「寒~!!」という2人の声。
    「今日、何飲む?」
    「ホッと、しゃきっとしたいよね」

そこでnonさんは、ペルーを淹れたようでした。


それから声は小さくなり、
カウンターの地球儀を見ながらの会話などが交わされていました。
    「あの国まで何時間くらいかな」
    「ハワイで何時間くらいやけん、何時間くらいじゃないん?」







              「あぁ…美味しいね。
              「…美味しいね。





どきっ としました。

声を聴いて、お2人の顔が見えた気がしました。
声って、なんて豊かな表情を持っているんだろう。


…それは、目の前で言って下さる「美味しいね。」よりも、
はるかにしっかり伝わってくる「美味しいね。」だったんだ。



声は嘘をつかない。
顔よりも言葉よりも、本当の心を映し出す気がする。
きれいな感情も、汚い感情も。

声には、心が表れる。


sucreさん。
最高の「美味しいね」。を、ありがとう。


          


sucreさんが帰った後、荷物の集荷のお兄さんが来ました。
年末、忙しそうです。
nonさんが、 「大変やろう、そうやろなぁ」 と、ぽつっと話しかけてる。
nonさんは、若い子をすごくかわいがる人。


カサカサ…と伝票を切る音がして、
お兄さんが帰ろうとしました。



    「お、ありがとぉぅっ」




  かすれ気味の、小さな、でもあたたかいnonさんの声が、
  nonさんがみんなから慕われる理由を、教えてくれました。



                     











りんのひとりごと | 21:34:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
ロイヤルビターブレンド~落ち着きたい時に。
名前とぴったりのブレンド登場。
 ロイヤル です。
 ビター です。


このブレンドの味を覚えたら、
たとえば“ペルー”など、苦みが特徴のストレートコーヒーを飲んだ時、
珈琲のコクってこれなんだ…と気付くでしょう。

                 3RB.jpg
                     ロイヤルビターブレンド


この重みは、かけ合わせの効果です。

       1+1+1=3 ではなく、1×1×1=
           になってるんだよこの味は。

とでも言いますか、

ひとつにまとまってるんだけど、深い。


深い。

    

お客様の中に、お琴の先生がいらっしゃいます。
こんなことをおっしゃっていました。


       音色ってね、面白いのよ。
       お子さんでどんなに技術的に素晴らしく弾ける人でも、
       ご年配の方の音は出せないのよ、
       
       やっぱり、深みが違うのよ。



自分以外の人やものと関わる時間を積み重ねることで、
若くてはどうやっても出せない深みが出るんですね。

    


なので、
落ち着きたい、静かにそっとしておいてほしい、
という時におすすめのブレンドです。
香りにも味にも 影がある 感じの、
大人の格好良さがあります。


   ちょっとね、
         ロイヤルブラックなんかと比べると、キザな感じもしますけどね。



逆に、なんか面白いことないかな、はしゃぎたいなという時は、
もっと無邪気な性格のストレート珈琲(シダモとか、メキシコとか)を選びましょう。

ロイヤルビターは妙な落ち着きを見せて相手にしてくれないので、
   …いや悪気はないけど、無邪気な人から見るとそう感じるので。


ミルクや牛乳にも負けません。
カフェオレにしてもコクがあって美味。




ただし。大人なので。
飲む方にも、わきまえが必要です。

子ども騙しみたいなミルクを合わせないように。




             焙煎珈房NONAKAのHPで、飲みたい味チャートをたどりませんか。

                     




テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

ブレンドコーヒー | 21:11:15 | トラックバック(0) | コメント(0)
何しに来たんだろう。
少し前のことですが、
うちの店にしては珍しいお客さんがご来店なさいました。


こんな男のひと。

   

入ってきて、うちの“まめこ”たちをじーっと見ていたので、
私は、試飲なさってみませんか?と言ってみました。


そしたら、


  「悪いけど僕はすごく珈琲にウルサイので、
     あなたは私を満足させることができない、 から。」


と言われました。


         ・・・珈琲にウルサイのだそうです。
         ・・・珈琲に、ウルサイ、んだって。
         ・・・“から、”だって。



    




あ。そうなんですか。失礼しました。と答え、
その後は言葉を控えていました。


そうしたら、



   「僕が尊敬する珈琲の焙煎人はすごい人なんだけど、
     教えてあげたいけどね、
    初対面で教えてあげるのもねー、なんだから
     もう少ししてから教えてあげますね」


と、言う。


 ので、


「あ、別に構いません、
私、そういう『すごい』とかに興味が…ないので」


と、笑顔で答えました。



        ・・・自分が尊敬する人を。
        ・・・教えてあげたい、んだそうです。
        ・・・教えてあげたい。。。



ううん・・・
あなたが誰を尊敬してるか、別に・・・




〇〇してあげる」という言葉が大嫌い。
この言葉を多用する人、いるんだよなあ、なぜか。

   頼んでないのに。
   別に、求めてないのに…。

   すごい失礼。表現も立ち位置も。




    




 って思ってたら、止めを刺されました。




 「そうか、そうやね、焙煎人と違って、
   コーヒー売ったり淹れたりする人は、
           そんなに珈琲好きじゃないよね、知らんよね」






                ・・・さよなら

             相手にするのを、やめました。


                                 


















りんのひとりごと | 21:00:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
“コーヒーを美味しく淹れよう!”第3回。
              焙煎珈房NONAKA、 地味に ちょっとだけXmas飾り
               IMG_0376.jpg

第3回目の”珈琲を美味しく淹れよう!講習会”。

寒い中、3人の方が来て下さいました。
いつも、みなさんそれぞれの性格が淹れ方に出ていて、
なるほどなあ、みんないろんな淹れ方しているのだなあ、
…と、こちらも勉強になります。


今日も、「これだけは」のポイントを飲み込んでもらっただけで、
3人みなさんの味がはっきりと変わりました。

ほんのちょっとのことなんですよね、
でも、言葉で聞いても 前で見ていても、
実際やってみると 分かっていなかったりするから、



    100回言葉で説明されるより、
    1回一緒にやる方が、ずっと納得できるんじゃないかな。



今日の参加者さんたちは、豆自体にもすごく興味を持ってくれていて、
”珈琲界のさかなクン”としては嬉しく
「ぜひ伝えたい もう一歩踏み込んだところ」まで
お話しさせてもらいました。
  
        


つまり。(←?)
わざわざ講習会をする意味って、何でしょうね。
ってことなんです。


          別に、お店で試飲しながら質問して、教えてもらえばいいじゃん。

          別に、りんが淹れてるのをカウンターの向こうから見ておいて、帰って真似すればいいじゃん。

          …ですよね。


でも、そうじゃないんだな。



コミュニケーションと同じなのですが、


「相手が聴く気になってない」ところに、どんなに大事なことを一生懸命言っても、
入って行きはしない。

「こちらが伝える気になってない」時に、どんなに重要なことを聞き出そうとしても、
引っ張り出すことはできない。



お店にコーヒー豆買いに行って、コツをちょっと訊ねただけなのに、
店員にいろいろ説明されるの、嫌でしょ。
お客さんは“買い物”に来ているのであって、
そんなに細かいこと訊いてないわけで。


こちらも、
お客さんが日頃どういう淹れ方をしているか分かってないから、
でも根掘り葉掘りは失礼だ
ので、“一般に”の答えしか返せない。




              よし!訊きに行こう
              よし!説明しよう

              …この条件がそろった時はじめて、

              伝える➝伝わる!


   これが、わざわざ講習会をする、ということなんですね。


        


少人数だし、お菓子囲んでわ~いみたいなのじゃないから、
申し込むのは結構ドキドキするんじゃないかと思います。


それでも来て下さる参加者さんたち。
ありがとうございます。
私も、どうやったらバチッと伝わるだろう…と、
悩みます。



・・・本当は、ひと言なんだけどな。



           「自分がお湯になるんだよ。」

     

     

                             


珈琲の周りの「?」や出来事 | 21:34:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
・・界の、縮図。
こんなこと、したことないですか。


 
   「中途半端な量残った珈琲 A と、また別の中途半端に残った珈琲 B を、混ぜちゃえ。」


            

試飲しているお客さんが、こんな話をして下さったんです。

             この豆、すごく美味しい。
             その豆も、すごく美味しい。
            美味しい同士だから、混ぜたらきっと最高だろう!
             …と思って混ぜたんですよ。


                  最悪・・・。



          そうそうそう!!!
            思わず同意しました。


              


以前、アルバイト先で飲むために、朝、珈琲を淹れて、ポットで持って行っていました。
家にあるいろんな種類の珈琲豆、
思いがけないブレンドができないかなぁ…、と思って、やってみてた。


           今日は、”ケルー”(ケニア と ペルー)
            今日は、”サリン”(サルバドル と マンデリン)

なんて名前つけて、毎日休憩時間が楽しみだったんだけど、



!美味い あり、 ん?んー… ・ ・ あり、



あの味とあの味で、こうなっちゃうの?…な結果がいっぱい。
 それはそれで、楽しかったんですけどね。


            


コンビネーションって、難しいんですよね。
良い と 良い を合わせたら、マイナスになったりする。
悪い所 と 悪い所 がぶつかると、良くなったりする。



考えてみれば、人間世界でもそういうことが多い。



AさんのいいところとBさんのいいところ、
友達になったら、
両方が前に前に出ようとして険悪、
2人でいると、どちらも嫌な人になっちゃう、…とか。


Cさんの短所、Dさんの短所、
2人で組んで仕事したら、
お互いがカバーし合って、
最高のユニットになった、…とか。




  性質。
  力関係。
  器の大きさ。
  向いている方向。
  真剣度。
    ・
    ・
    ・



適当に混ぜてみて失敗して、豆の性質が分かったりする。

それが楽しくて、失敗してもやめられないブレンド遊び

あのお客さんも、言いながら楽しそうでした。




ブレンドって、安いヤツでしょ? と思ったら大間違い。





・・・どこまで深いんだ、珈琲の世界。



                  
                     




珈琲の周りの「?」や出来事 | 20:54:43 | トラックバック(0) | コメント(0)
ブルーマウンテンブレンド~好き。…な、理由。
実を言うと…


売ってる側から言わせてもらえば、
このコーヒーほど「オモシロくない」豆はありません



だって。
放っておいても選ばれるんだもん。


ブルーマウンテン”ってついてるし。

それでもブルーマウンテンみたいに値段高くないし
 
  この価格でブルーマウンテンっぽい味を楽しめるなら、
  他のブレンドじゃなくてこれにしよう


…なんて思って選んでないですか?



             こんな面々のチームです。↓

            2BB.jpg
                ブルーマウンテンブレンド


ブルーマウンテン”の文字が入っていない名前だったら、どうなるんだろう。

                     名前で選ぶの、やめてくれ~


でも、リピーターさんに訊ねると、
このブレンドのどういうところが好きなのか、表現しにくいようです。ううん…

         

ところで。
珈琲の香りって、1つの豆について、3回楽しめると思うんですよ。


まず、挽いた時の、ふわっ!という香り。

そして、蒸らしの時に立ち上ってくる、しっとりした香り。
    …これは、なぜか目をつむって、香りを味わってしまいますね。

それからもうひとつ。
珈琲を口に含んで、口の中から鼻に抜けてくる、
いわゆる”ぷーん”という香り。



このブルーマウンテンブレンドは、上品な優しい香りが特徴です。
飲む前よりも、口に含んでから
つまり上記の3つ目の”鼻に抜ける香り”が、たまらなく素晴らしい。

このブレンドに於いては、
この香りを感じながら飲むことが、味を決めているとさえ思われます!

だから。味だけじゃないから。
好きな理由を表現できないんですね。



nonakaブレンドのように、オーケストラに例えると、

見事なバイオリンのソロがある曲の演奏を聴いているような感じ。






ブルーマウンテン単品で飲むと、「先入観」が邪魔して、本当の価値が分かりにくいけど、

ブレンドのリーダーになってみると、

意外や意外、この上品さ、際立ちます!


              …なんだ、上品なふりして実は目立ちたがりだったの…?
                そうだったのか



         ・・・とか考えながら、ハマっちゃって下さい。


「どこが好きなのかわからない」けど好き。
   と思ったら、あなたの「好き」は、ホンモノです




少し冷めると、落ち着いて馴染んで、
メリハリの利いた味になりますから、


         お願いだから急いで飲まないでね。







             焙煎珈房NONAKAのHPで、飲みたい味チャートをたどりませんか。

                     








テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

ブレンドコーヒー | 21:38:34 | トラックバック(0) | コメント(0)
第2回目の講習会、しました。
IMG_0269.jpg
昨日の講習会。
参加者は、なんと1人でした。
あまり呼びかけはせず、ちっちゃくちっちゃくやりたいと思っているので、
良かったと思っています。
 

さて、昨日の参加者さんには伝わっただろうか…


淹れる方法として教えることは、ほとんどなかった。
最初から、とてもしっかり味を出していました。
教えている私より、味が出ていたような。

お湯の注ぎ方も、とても優しくて、嬉しいほどでした。


終わってから、考えました。


美味しく淹れるって、…
一般にみんなは、
何をもって美味しいコーヒー”と判定するのだろう?

昨日の参加者さんは、苦いのが好きな方。
ご自分の淹れ方では、しっかり苦みが出ていました。
彼女は口には出さなかったけど、
「正しい淹れ方」で淹れたコーヒーより、
自分で淹れた方がいいな…と思ったんじゃないかな。


…それじゃいけないのかな。
…それでいいんじゃないのかな。


苦みが好きなのなら、一番苦みを出せるように抽出すれば、
それがその人にとって”美味しいコーヒー”なんじゃないのかなあ。

嗜好品だから、これが絶対美味しいんだよ!なんてことはないんだし。




でも、伝えたいんです。

たくさん種類のある珈琲豆、
それぞれの特徴を引き出すドリップ。
「その豆の特徴が一番その豆らしく発揮された」ドリップ。

私が伝えようとしている”美味しく淹れる”は、そういうこと。




抽出技術っていうものは、確かにあります。
〇〇チャンピオンとか、コーヒーの世界にもあります。
それはそれで素晴らしいのですが、



こんなこと言ったら講習を受けて下さる皆さんに申し訳ないのかもしれないけれど、



             私には、そんな特技もありません。
             …そういうのに興味がありません。



美味しいか美味しくないかは、一人ひとり、自分が決めること。





ただ、

間違った淹れ方で淹れて、わざわざ美味しくない味を飲むのは悲しいよ?
 というだけのこと。


そして、さらに。

それぞれの豆の特徴をしっかり出せる方法で淹れられたら、
もっと違う魅力に出逢えるかもしれないよ?!

そしたら、

上手に淹れられる、とかなんとかよりも、
その魅力に出逢いたい気持ちの方が、
ずっとずっと上を行くようになる、

 あああああ 珈琲 って 

ってくらい楽しくなるよ。


ってこと、なんです。





だから、「コーヒー教室」ではありません。

りんがやっているのは、

”コーヒーを美味しく淹れよう!”講習会

 なんです。。。。。











珈琲を美味しく淹れよう!講習会 | 21:45:17 | トラックバック(0) | コメント(0)