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珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

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そうきたか…。
今月の月替りコーヒーの”ガラパゴス”、
こんなPOPをぶらさげています。

ご夫婦の常連さんがいらして試飲したある日のこと。
・・・いつもこんな感じの楽しい方たちなんです、


     ガラパゴス紹介POP
      
       『あまりにもクリーンで澄んだ味に、 
       心が洗われるよう…。
       酸味は遠く、苦味はどこまでも透明です。
       農薬も化学肥料もない国で、
       優しく美しく育ちました。
       重くなくて飲みやすい、柔らかい珈琲。』


                 


奥さん「心洗われた?」
ご主人「…ん?」
    
「私、いつもアルコール消毒してるから洗わなくていいや」(お酒好き。)
「俺、そもそも 心汚れてないから これ以上キレイになりようがない」








テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

珈琲の周りの「?」や出来事 | 20:00:00 | トラックバック(0) | コメント(6)
好奇心で、コーヒーを。
   まるまる豆

相方の焙煎見学をしていたら、やきあがった豆の中にこんなのが↑あった。
まるまるっこい、コーヒーの実がそのまま焙けたもの。

これは、果皮の状態で焙けてしまったものです。
コーヒー豆と呼ばれる部分は、この中の中に入っているのです。

…で、割ってみた。出てくるかな。


   割ってみた

出てきました。
手前のピンボケがコーヒー豆です。
奥の右側が硬い皮(果皮)部分、奥の左側がそのまた内側にある内果皮パーチメント)。

コーヒー豆屋さんが豆を選っている姿を、見たことがある人、いるでしょう。
上の写真のものは、『コッコ』と呼ばれていて、欠点豆として はじかれてしまいます。

…コッコ。
ふふ。かわいい響き。
これは ポルトガル語です。「糞」という意味なんですけどね。

(この他にも、
未熟豆、発酵豆、虫食い、黒豆…など、コーヒーの味を悪くするものが混じっていることがあるので、
目で見て 手でひとつひとつはじいていくのです。)


コーヒーの味は、悪くなります。
でもこれらの豆を見つけるのは、私はキライじゃありません。
だってこのコッコだって、まるまるしてて可愛いし。
中がどうなっているのか、見てみたいですよね。

虫食いの豆を割ったら、虫が出てくるかな?と割ってみたら、
本当に出てきたこともありました。
あはは。出てきた。考えてみりゃ出てきて あたりまえ。


…なんて、楽しいじゃないですか。
せっかく珈琲に関わっているんだもの、コーヒーの味だけを追求するなんて勿体ない。
いろんな角度から珈琲を楽しみたいと思うのです。



ファッショナブルもプロフェッショナルもいいですが、
私はどうもそっちではないようです(笑)
五感で味わい尽くしたい。
疑問、好奇心を、コーヒーに。
その方が、挑戦心(!)で臨むよりも コーヒーが応えてくれるから、嬉しい。


                      


可愛さあまって・・・。
こんなコーヒー豆の判を作ってしまいました。
   ↓
    小さめのはんこ
    ちょっと大きいはんこ



うちの店のポイントカードに、突然登場するのです













テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

珈琲の周りの「?」や出来事 | 19:57:26 | トラックバック(0) | コメント(4)
だんご三兄弟
みたらし団子を、つくりました。
ついて捏ねて、3個を串に刺して、
ちょっと焼いて、甘辛いたれ、みたらし。
  
   みたらしだんご。


以前、『だんご三兄弟』という歌が流行った時がありました。
お団子を焼きながら、ちょろっと歌いました。
   ♪だんご、だんご、…♪
    
   おだんご、焼く。


             


コーヒーはよくケーキやクッキーに供せられるけれども、和菓子にもよく合うと言われています。

そのことを、漠然と とらえていたけれど、
お団子を焼きながら、(歌いながら)、考えました。
 うーん。

和菓子の中でも、お餅ものはやっぱり、コーヒーよりお茶の方が合う気がする。
   お団子、おはぎ、大福、かしわもちなど。

粉ものは、コーヒーにも合う気がする。
   カステラ、おまんじゅう、どらやき。

羊羹は、どっちでも・・・。


そんなことないでしょうか?


             

ところで、


10月1日はコーヒーの日なので、当店でもちょっとしたイベントをしました。
それで1日~10日の間だけ、リクエストコーヒー を6種類、販売。
リクエストコーヒーとは、
毎月変わる月替りコーヒーの中で 「またあれが飲みたい!」 の声が大きいもの。
(大きいというのは、
リクエストの数が多かったタイプと、数はともかく強い強いリクエストがあったタイプと。)
なので、その間 ものすごくたくさんのコーヒー豆が並びました。
おおお(°_°)!!と ちょっと体を反らして眺めてしまいました。

       コーヒー豆がいっぱい


リクエストコーヒーの段は、家族のようでした。

  お母さん みたいな エメラルドマウンテン
  トラジャは おじいちゃん。
  ニカラグア・オメテペは おばあちゃん。
  (お父さんが、居ませんけど。)

 子どもたち。
   一番上のお兄ちゃんがケニア。しっかりもの。
   真ん中がニカラグア・エル・ボスケ。つかみどころなし。
   一番下が、パナマ・ハートマン。甘えんぼ。




お団子焼きながら、こんなことも考えたのです。
だんご、だんご♪ 三兄弟。
えへへ。
リクエストコーヒーの中で、
三兄弟ができていました\(^o^)/










テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

珈琲の周りの「?」や出来事 | 20:00:42 | トラックバック(0) | コメント(2)
惹きつける珈琲、大坊さん
素晴らしいものを見せていただきました。
南青山で珈琲店をなさっていた 大坊勝次さんと奥さまが作り出すコーヒー です。
     大坊勝次さん、大坊恵子さん


10月4日、店の休みを利用して、香川県丸亀市の”珈琲倶楽部”さんで開催された
大坊勝次さんのコーヒーを楽しむ会』に参加してきました。


2時間の間集中して、お湯を一滴一滴、ネルの袋の中のコーヒーに落としていく、勝次さん。
      大坊勝次さんのドリップ
     同じ姿勢でポタポタぽたぽた…と丁寧に、
     見ているこちらの方が、息を止めてしまうほどでした。



話さなくても黙って素晴らしいフォローをする奥さま、恵子さん。
     大坊恵子さんのフォロー
     音をたてず静かに、勝次さんのドリップがスムースに進むように、
     豆を挽いて、お湯の温度を見、ネルを洗いしっかり拭いて 準備、かたづけ。


     くぎづけになってみている人、
     店内スペースで珈琲談義を交わす人、
     お店の中には心地よいジャズが流れていました。
     参加者のみなさん




大坊さんの所作は、本当にあたたかく優しいものでした。
この動きから、中途半端な珈琲ができるわけない。
様々なコンテストなどでコーヒーを淹れて審査される類のいわゆる”パフォーマンス”とは、
まったく種類の違うものです。
見ていて涙が出そうなほどの厳しく優しい表情、手つき。
見ていて、涙が、出そうなほどの、…。


            


2時間のドリップの後、質疑応答の時間が設けられました。
私は感想として 感動を伝えるのに精一杯で、
何も質問できなかった。
大事な訊きたいこと、考えていたのに。。。悔しい。


他の参加者から出た質問、
『大坊さんのコーヒーにおいて、
材料の善し悪しと 大坊さんの技術の割合は どれくらいと思われますか?』
に対し、


  「材料と言っても 結局のところ 自分の好みの味になってしまいます、
  技術と言うよりも それにお客様をいかに惹きつけるか、ということになるように思います」



私も、すべての珈琲店がそうだと思います。
自分の店のコーヒーが一番だと信じない以上、自信と責任を持って仕事できないでしょう。
そして、そこからだと思うのです。
どうやって惹きつけていくか。


私は、大坊さんの技術は勿論、でもそれだけではなく、
大坊さんの珈琲への姿勢が、
技術とかこだわりとか言う言葉ではない何かが、 いわば『』となって、
お客様を惹きつけているように感じたのでした。


   ああ、それこそが、私の目標なのに。
   何年かかることだろう。



            




38年の素晴らしい仕事を、ひとときで見せて下さった大坊さん夫妻。
私にとって いわゆる”楽しい会”ではありませんでした、

珈琲を生業とするということ、それを 深く重く感じさせてくれた、
素晴らしい会でした。


珈琲を、一生かけて愛し抜きたい、
その資格がある人間になりたい。
迷い、悩みながら進んでいこうと思います。







テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

珈琲の周りの「?」や出来事 | 22:56:24 | トラックバック(0) | コメント(5)
コーヒーの老化現象をどうする
         豆保存キャニスター


オリジナルの豆保存キャニスターを作りました。
ずっと、このタイプを作りたかったのです。



ビンの、パッキン付きの、カネのひっかけをパクッとやる あの保存ビンは、
光をシャットアウトしてくれない透明ものが多いし、
出回っているものはどうも きーきーガシガシ していて気持ち悪くて、

かといって、これのように 蓋をぱこっと開けるガシガシしないタイプ は、
これもまた出回っているのはオシャレに陶器のものが多く、
それは重いし落としたら割れそうだし。


なので、つくった。
NONAKAの店の焙煎機ロゴマーク 入り。


豆の保存は大事です。
特にこの夏は暑かったので、コーヒー豆もすぐ汗をかいて
油がまわったようになってしまったことでしょう。
コーヒー豆にとっての敵は、
 酸素・湿度・光・熱。


冷蔵庫に入れて一回一回出したり入れたりする人がいるかもしれませんが、
それは最悪な扱い方。
出し入れすると湿気をよんでしまいます。
しかも冷蔵庫の中の食品の匂いを吸収してしまう、
そう、だってコーヒーかすは脱臭剤になるくらいだもの。
…”キムコ”ちゃんになる。


   
   1ヶ月くらい保存する場合は しっかり密閉して、
   冷凍庫に保存して下さい。
   そして使用する前に常温に戻して、
   それから淹れましょう。

   一番いいのは、1週間から2週間くらい分ずつ頻繁に購入し、
   このキャニスターのような容器に入れて
   冷暗所で保管する、こと。


…というのが一般的です。



が、
   
   
個人的には、冷凍したものはあまり好きではないです。
味わいが薄くなってしまうので。
もちろん、鮮度は冷凍した方が保たれるので 泡もよくたちますが、
私はコーヒーと、 別に泡立たなくっても。無理させなくても。 と思いながら付き合ってます。


  この何年か人間世界では、アンチエイジングがもてはやされています、
  …ううん…
  なんか冷凍したコーヒーの味が、「冷凍人間にして無理やり若さを保たせていたような」味、
  そう感じてしまうのでした。


   科学的には、コーヒー豆って、焙煎後、酸化とともに 熟成も進むらしいです。
   つまり、焙煎してから少しの間は、どんどん美味しくなるんです。
   その後、2週間くらい、旨味成分の熟成というプラス効果 の方が 酸化というマイナス現象 より勝ってるんです。
   でも、熟成は、常温でしか行われません
   冷蔵庫に入れたら熟成しないんです。


  ・・・と、いうことは?


保存は大事です。
でも、


    相応に歳をとるのは悪くはないし、とも思うのです。






テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

珈琲の周りの「?」や出来事 | 20:09:14 | トラックバック(0) | コメント(6)
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