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珈琲案内人りん

Author:珈琲案内人りん
珈琲豆屋の”案内人”やってます。
珈琲の味に限らず、珈琲の世界すべてが面白いので、
自分の中で、コーヒーにつながったことなど をつぶやいています。

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・・・できた。。。
今朝、朝食に 玉ねぎのスライスを炒めたものを食べました。

すごく、すごく、おいしかったです。

・・・それだけの、こと、です。

        
       
 

『朝ごはん』というものを食べるのは、不思議な気持ちです。
30年くらい、ほとんどずっと、食べたことがありませんでした。

ブログを書けないようになったころから ”ちょっと遠くへ”行っちゃってたわけですが、
その期間に無理にでも朝ごはんを食べなければいけなくなり、

帰ってきてからも その習慣をなくさないようにしなければ、と
今、毎日、何かしら口に入れるようにしています。

帰ってきてからもしばらく、リハビリをしている間は
もっともっと強制的に、監視されるように『食べて』いました。
苦しくて苦しくて、
やっと逃げ出してきたところ。




  今朝は、何を食べたいかな。
  ああ、玉ねぎを炒めた、あの 甘さ。
  無性にあれが、食べたい。


     

            炒めただけ



          

私には厄介な病的な症状があり、
小さい時に患ってから 決まったことを決まったように(すべて自分自身で決めているのですが)しないと
壊れてしまう、
そんな生活を続けて生きてきました。

その時の気分で寝たり起きたり 食事したり、
そういう風に自然に過ごすことができないのです。

”遠くへ行った”のは、自分で決められない生活に思い切って飛び込む ということでした。
でも 今考えると、 
それは、自分で自然にできるようになる ということとは違って、
人が決めたことに従う、ということでした。

逃げ出してきた今、
『自分の自然にできる』に向けて、
必死で頑張っています。



     



WEB上も 雑誌も TVも、
食べるものを工夫して 美味しそうに見栄えよく作ってある方たちの 
輝くようなメニューの紹介でいっぱいです。




  私、。
 
  今朝、朝食に 玉ねぎのスライスを炒めたものを食べました。

  すごく、すごく、おいしかったです。

  
  ・・・それだけの、こと、です。

  それだけの、こと、です。

        よくできました





テーマ:つぶやき - ジャンル:ブログ

りんのひとりごと | 15:52:34 | トラックバック(0) | コメント(1)
ブルンジ、アフリカコーヒーの新人
 遅くなりましたが、今月の月替りコーヒーのご紹介です。
 ブルンジ・カヤンザ。


ブルンジ って、アフリカの内陸の、小さな小さな国です。
北海道の3分の1くらい・・・四国の1.5倍くらいの大きさの国です。
アフリカ大陸が大きいから、すっごく小さく見えます。
   
    ブルンジ地図
     
こんなところにある国ですが、全然暑くない。
サバンナもありません。
平均気温は18℃くらい。
国自体がだいたい標高1500m以上で、山がちの国なのです。
ルワンダ とともに、『アフリカの中の気候的・環境的な国』と言われています。

 コーヒーの主な産地は、北部の高地 カヤンザ県
 ブルンジでは、高地は”リトルスイス”と喩えられます。


この国は こんなに小さいのに、人口がすごく多いのです。1000万人を超えています。
そして、主な輸出品が金とコーヒーであるために、
コーヒー農家が多い多い!
労働人口の90%は『山岳農業(コーヒー・茶・綿花など)』に従事しているらしい。
そのほとんどが小規模農家です。
その数 8万
でも貧しくて肥料を購入できないので、
虫取りまで手作業で 丁寧にコーヒー栽培をしています。


こんなにまで ほぼ国全体がコーヒーに関わっているのに、
タンザニアやルワンダの陰にかくれて 知られることがありませんでした。
しかし実は、1930年頃のベルギーの植民地だった時代から 既に、
ブルンジの人々は良質な生産方法を熟知していたようです。



  何度も言うように、コーヒーというのは 植物で、実がなった、
  その時点では果実であり、赤や黄色などの”実”です。果肉に包まれています。
  それを精製したものが 生豆であり、その形で私たちのところに入ってきます。

その、精製処理をするところ・・・精製所、『Washing Station』。
ブルンジの生産農家は、そうして丁寧に育て 収穫した豆を
Washing Stationに持ち込みます。
現在、ブルンジ内で 280ものWashing Stationがあるそうですよ(過去5年でwet millersが倍増したらしい)。

今回 当店でご紹介する豆は、カヤンザ県の中のkibingo(キビンゴ)というところにあるWashing Stationのもの。
そこだけでも、生産者3500名18集落の生産農家の豆を精製しています。


  実はこの地は、ナイル川の源泉として知られているところなのだそうです。 
  ナイル川のふもと
                  (画像はお借りしました)  


  ・・・恥ずかしながら初めて知ったのですが、ナイル川って『青ナイル』『白ナイル』があるんですってね。
  『青ナイル』はエチオピアのタナ湖が源泉地と言われていますが、『白ナイル』については諸説あるらしく、
  その中でも最も南にあるのが ブルンジ なのだそうです。


  こんな書籍まであるんだ。

  青ナイル!白ナイル!
       読んでみたい…   (画像はお借りしました)                       



                        




ブルンジのコーヒーが知られるようになったのは、
2012年がきっかけ。
この年に、世界的なコーヒー品評会 Cup of Excellence が ブルンジで開催されました。
アフリカ大陸では、第2番目の開催(第一番目は ルワンダ)。
その時、高品質スペシャリティコーヒーの生産国として注目され、
世界でも知名度が高まっていきました。

 その後、年間500万~700万本もの、主にブルボン種の苗木を新植し、古木の植え替えをしたり。 
 HoneyCoffeeの精製のために最新テクノロジーを導入したり。
 前述した、倍増したWet millers(水を使って果肉除去する装置)も、色々な認証団体(フェアトレード、レインフォレスト、オーガニッ  ク、カフェプラクティスなど)の
 認証団体の認証作業が進んでいるそうで、
 2022年までに 全施設の60%が準拠する予定なのだとか。

グングン成長し、アフリカ他国の有名どころ(タンザニアやケニアなど)に負けない、
良質なコーヒーの栽培地となりました。
近年は、15,000t~20,000tの生産量で安定しています。


   ただ、この国は小さいのに人口が特に多く、しかもコーヒー農家が多いので、
   コーヒー栽培等の農業開発が進んで嬉しい反面、
   そのために、湖に土壌が流れてしまって。
   アフリカで2番目に大きい”タンガニーカ湖”が、水質汚染のリスクにさらされている、という問題もあるそうです。
   …なぜ、コーヒーの栽培地って、こういうところなんだろう…
   コーヒー業界で買い付ける方の人間は、心しなければいけないなあ と思います。



                       



 ブルンジのコーヒー。
 とてもきれいな味です。アフリカの、新しい、新しいきれいさ。です。
 アフリカならではの力強い酸味とはちょっと違う、フレッシュで人懐っこいさわやかさが、
 ほんのりやさしい甘みの上に、乗っかっている感じ。

   コーヒーの実を丁寧に選別
            (画像はお借りしました)



  ぜひ、味わってみていただきたいです



                           


 


テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

この珈琲、どんなコーヒー? | 20:20:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
ちょっと遠くへ
今年ほど 春という季節を感じた年はありませんでした。

            
小さな小さな "もしょもしょっ" とした草花が、
小さな小さな 新入生のように、

まだ少し肌寒い日もあったりするけれど、
日に日に成長して、

…春は、
黄色の花が、多いんだな。
って、思いながら…


桜も、たくさんたくさん見ました。
私はもともと  写真に残すことが好きではないので、
ただただ、見てた。

   さくらんぼ、なんだけど
                   さくら、んぼ。


          

           

5ヶ月ぶりになってしまいました。
この画面が懐かしく感じます。

遠くへ、行ってきた・・・ のかな(笑)。
しばらく、心身状態がひどく悪くなり、仕事をできずにいました。

寒い冷たい時期を、ずーっと院内で、
管つながれて栄養を流し込まれ、
全くしゃべったり笑ったりすることなく。
いわゆる「自然」というものから隔離されてた感じです。
じっと、窓から外を見ることしかできなかった。



光の色が変わり、やっと外に出る許可が出た時、
「新入生草花」たちが ハイッ!ハイッ! って、
手を挙げてくれた。

ああ…
春、に、なってるんだ…


         

そして 春も終わってしまった。

ようやく今、少しずつ、頭がまわるようになり、
立って歩けるようになりました。
久しぶりに 自分の住んでいた場所に帰ってみたりしています。


        線路のわきの


リハビリを兼ねて 近所を歩いてみたら、
線路沿いに花が咲いてた。
…線路って、好きです。
線路の周りの 風景が。



  ああ・・・。
  また、珈琲、いれなくちゃ、な。。。









テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

りんのひとりごと | 20:52:13 | トラックバック(0) | コメント(6)
そういうことなんだ
先日、とても嬉しいことがあった。

「いや実はね、私、『モカ』という言葉が好きなんですよ。」

あるお客さんのことば。
その方は、最初からずっと、
”モカ・マタリ”か”モカ・シダモ”か”モカ・イルガチェフ”を買っています。
・・・そういうことだったんだなあ。

嬉しくなりました。
私の望んでいることは まさにそういうことなんです。

               


コーヒーって、味だけを好きなのではなくて いろんな『好き』があっていいと思う
味が好きでコーヒーを飲んでいる人にも、そういう色々なことに心を向けてみてほしい、と。

コーヒー…香り…茶色…豆…名前…

・・・・・どこからくる香りなんだろう。香りってどんな仕組みなんだろう。
苦いのに美味しいのはなぜだろう。苦みってなんだろう。
色が濃いの、薄いの、あるな。もともとはどんな色なのかな。
どうやって育てるんだろう。どんな人が作っているんだろう。
もともとはどんな香りなのかな。最初からこんないい香りなのかな。
この変な名前、気になるな。どういう意味なのかな。何語なのかな。
いったい最初に飲んだ人はこれを美味しいと思ったのかな・・・・・・

      思いめぐらす
                    いろいろ…いろいろ…

  ひとつのことを、ただ一つの一般常識でとらえて、そこから自分の考えを広げない世界。
  便利で早い、苦労しないでいられることばかりの今の世の中、
  自分で考えないで生きることのつまらなさ。
  コーヒーをとおして、自分で思いを広げる楽しみを見つけてほしい、


・・・そう、思っています。





テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

りんのひとりごと | 23:38:00 | トラックバック(0) | コメント(7)
『選ぶ』ということ
10月のことを 考えてます。
10月の、コーヒーの日イベントの後のこと。

  普段は毎月ひとつだけご紹介する、『月替り限定コーヒー』。
  今までに出たものもあるし、時々、新しいものも。
  でも、毎年10月は、イベントの時に一気に何種か出して、
  そのイベント約1週間が終わった後は 月替りを置いていません。
  常時販売している豆だけになります。

         月替りコーヒー


今年も、イベント後は常時商品だけにしました。
その、イベント後のお客様の購入商品のことを、思ったのです。

  月替わり商品のない間は、ほとんどの方が悩みます。
  何を買えばいいんだろう?という空気。
  つまらない、のかな?
  限定商品がないと、つまらないのかな?
  それとも『限定商品がないと、選べない』のかな?

   常時商品こそ実は、”好き”の宝庫だと思うんだ。
   その中でこそ、
   ”ああ、これ、ずっと飲んでいたいな”
   ”これも時々飲みたいな”
   という”好き”があって、
   心が安定すると思うんだけど。


でも、みんないつも、『月替りコーヒー』を選ぶ。
・・・みんな、素直なんだなあ。
素直に、受け入れてくれるんだ。
きっとそれほど、コーヒーの味については
自分の好きな味を自覚するのが難しいんだろうな。

私だったら、ふうん…とちょっと見て、
関係なく、気分で選んでしまうけどな。

  …でも…
  私も、信用している人がすすめて下さったものなら、
  信じるだろう。

…そうか。
きっと、
きっと みなさん、私たちの店を、
焙煎職人と私のことを、
信用して下さっているんだな

そう思うと、ちょっと、嬉しい。








テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

りんのひとりごと | 23:50:00 | トラックバック(0) | コメント(2)
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